理容師 過去問
第51回
問21 (衛生管理技術 問1)
問題文
理容師法施行規則に定められた消毒の方法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 血液の付着したはさみを、消毒用エタノールに10分間以上浸す。
b 血液の付着したクリッパーの刃を、0.1%逆性石けん水溶液に10分間以上浸す。
c 血液の付着していないかみそりを、0.01%次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10分間以上浸す。
d 血液の付着していないくしに、1cm2当たり85マイクロワット以上の紫外線を20分間以上照射する。
a 血液の付着したはさみを、消毒用エタノールに10分間以上浸す。
b 血液の付着したクリッパーの刃を、0.1%逆性石けん水溶液に10分間以上浸す。
c 血液の付着していないかみそりを、0.01%次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10分間以上浸す。
d 血液の付着していないくしに、1cm2当たり85マイクロワット以上の紫外線を20分間以上照射する。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
理容師試験 第51回 問21(衛生管理技術 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
理容師法施行規則に定められた消毒の方法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 血液の付着したはさみを、消毒用エタノールに10分間以上浸す。
b 血液の付着したクリッパーの刃を、0.1%逆性石けん水溶液に10分間以上浸す。
c 血液の付着していないかみそりを、0.01%次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10分間以上浸す。
d 血液の付着していないくしに、1cm2当たり85マイクロワット以上の紫外線を20分間以上照射する。
a 血液の付着したはさみを、消毒用エタノールに10分間以上浸す。
b 血液の付着したクリッパーの刃を、0.1%逆性石けん水溶液に10分間以上浸す。
c 血液の付着していないかみそりを、0.01%次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10分間以上浸す。
d 血液の付着していないくしに、1cm2当たり85マイクロワット以上の紫外線を20分間以上照射する。
- aとb
- bとc
- cとd
- aとd
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
この問題で押さえておくべきポイントは、理容師法施行規則に基づく消毒法の種類と適用条件です。血液付着の有無や器具の材質によって、使う薬剤・濃度・時間が異なります。
a:正しいです。
理容師法施行規則では、血液が付着した金属器具は流水で洗浄後、消毒用エタノール(76.9〜81.4vol%)に10分以上浸す方法も認められています。血液や汚れは事前にしっかり除去してから行います。
b:誤りです。
逆性石けん(塩化ベンザルコニウムなど)は有機物により効果が低下するため、血液付着時には不適切です。
b:誤りです。
逆性石けん(塩化ベンザルコニウムなど)は有機物により効果が低下するため、血液付着時には不適切です。
c:誤りです。
血液が付着していない場合は0.02%以上の次亜塩素酸ナトリウムまたは消毒用エタノールが基準で、0.01%では濃度不足です。
c:誤りです。
血液が付着していない場合は0.02%以上の次亜塩素酸ナトリウムまたは消毒用エタノールが基準で、0.01%では濃度不足です。
d:正しいです。
紫外線消毒器による照射は、この基準を満たせば有効な消毒法として認められています。
a:正しいです。
理容師法施行規則では、血液が付着した金属器具は流水で洗浄後、消毒用エタノール(76.9〜81.4vol%)に10分以上浸す方法も認められています。血液や汚れは事前にしっかり除去してから行います。
d:正しいです。
紫外線消毒器による照射は、この基準を満たせば有効な消毒法として認められています。
血液付着器具は洗浄後に消毒用エタノール浸漬も可能で、血液のない器具は紫外線消毒が有効です。逆性石けんは血液付着時には不適切、次亜塩素酸は濃度基準を守る必要があります。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
02
この問題は「理容師法施行規則に定められた消毒方法」に関する内容で国家試験でよく出題されます。
消毒方法や薬液の濃度、消毒の時間などを押さえておきましょう。
a 正しい
血液の付着がある場合原則は「0.1%次亜塩素酸ナトリウム」での浸漬が推奨されますが、
「消毒用エタノールによる消毒」も認められています。
b 誤り
0.1%逆性石けん水溶液ではなく0.1%次亜塩素酸ナトリウムでの消毒が適切な消毒方法です。
b 誤り
0.1%逆性石けん水溶液ではなく0.1%次亜塩素酸ナトリウムでの消毒が適切な消毒方法です。
c 誤り
理容師法施行規則(第20条)では、刃物類(かみそり、はさみなど)を消毒する方法として以下の方法が明記されています。
消毒用エタノール(10分間以上浸す)
紫外線消毒(1cm²あたり85μW以上を20分以上照射)
煮沸(100℃で5分以上)
c 誤り
理容師法施行規則(第20条)では、刃物類(かみそり、はさみなど)を消毒する方法として以下の方法が明記されています。
消毒用エタノール(10分間以上浸す)
紫外線消毒(1cm²あたり85μW以上を20分以上照射)
煮沸(100℃で5分以上)
d 正しい
施行規則に明記された紫外線消毒の条件です。
血液の付着がないクシ・ブラシ類などにはこの方法が正式に使用されます。
正解
a 正しい
血液の付着がある場合原則は「0.1%次亜塩素酸ナトリウム」での浸漬が推奨されますが、
「消毒用エタノールによる消毒」も認められています。
d 正しい
施行規則に明記された紫外線消毒の条件です。
血液の付着がないクシ・ブラシ類などにはこの方法が正式に使用されます。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問20)へ
第51回 問題一覧
次の問題(問22)へ