理容師 過去問
第51回
問31 (皮膚科学 問1)

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問題

理容師試験 第51回 問31(皮膚科学 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

皮膚の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 頭の皮膚には血管や脂腺が多い。
  • 顔の皮膚は、全体的に厚さが均一である。
  • 手掌や足底の角質層は薄い。
  • 体幹の皮膚は、腹側よりも背側のほうが薄い。

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題で押さえておくべきポイントは、皮膚の部位ごとの特徴です。頭皮は血管や皮脂腺が豊富、顔は部位によって厚さが異なる、手掌・足底は角質層が特に厚い、体幹は背側より腹側の方が皮膚が薄いという点を整理しましょう。

選択肢1. 頭の皮膚には血管や脂腺が多い。

頭皮は血管が豊富で出血しやすく、皮脂腺も多いため脂漏性皮膚炎などが起こりやすい部位です。

選択肢2. 顔の皮膚は、全体的に厚さが均一である。

顔の皮膚は部位によって厚さが異なります。まぶたは特に薄く、頬や顎は比較的厚いです。

選択肢3. 手掌や足底の角質層は薄い。

手掌・足底は角質層が非常に厚く、圧や摩擦に耐える構造になっています。

選択肢4. 体幹の皮膚は、腹側よりも背側のほうが薄い。

逆で、体幹は背側の方が皮膚が厚く、腹側の方が薄いです。

まとめ

正しいのは「頭の皮膚には血管や脂腺が多い」です。覚え方としては、頭皮=血管・皮脂腺が多い、顔=部位で厚さが違う、手掌足底=角質層が厚い、体幹=背より腹の方が薄いと整理すると分かりやすいです。

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02

表皮・真皮・皮下組織など皮膚に関する問題はよく出題されますのでチェックしておきましょう。

 

選択肢1. 頭の皮膚には血管や脂腺が多い。

正解 

 

頭皮は血管が豊富で皮脂腺(脂腺)も多くあります。

そのため、傷口から出血しやすくまた皮脂によるべたつきやすさもあるのが特徴。

フケや脂漏性皮膚炎も起こりやすいのはこのためです。

 

選択肢2. 顔の皮膚は、全体的に厚さが均一である。

誤り

 

顔の皮膚は部位によって厚みが異なります。

例えば

まぶた → とても薄い

鼻や額 → 比較的厚め

と厚さは均一ではありません。

選択肢3. 手掌や足底の角質層は薄い。

誤り

 

手のひら(手掌)や足の裏(足底)は摩擦に耐える必要があるため、角質層が非常に厚いのが特徴です。

特に、足底は皮膚の中でも最も厚い部位のひとつです。

 

 

選択肢4. 体幹の皮膚は、腹側よりも背側のほうが薄い。

誤り

 

一般に腹側の皮膚のほうが薄く、背側は筋肉が厚く皮膚もやや厚めになっています。

 

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