理容師 過去問
第51回
問55 (文化論及び理容技術理論 問15)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

理容師試験 第51回 問55(文化論及び理容技術理論 問15) (訂正依頼・報告はこちら)

シャンプーイングの注意点に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  お湯の温度は、40°Cくらいが適温である。
b  シャンプー剤は、手のひらでよくのばしてから毛髪全体につける。
c  薬液処理前のシャンプーイングは、強めに行う。
d  泡立ちが悪いときは、シャンプー剤をつけ足す。
  • aとb
  • bとc
  • cとd
  • aとd

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

シャンプーイングでは「温度」「シャンプー剤の扱い」「薬液処理前の注意」「泡立ち対応」が基本的なポイントです。特に、薬液処理前は髪や頭皮を傷めないよう注意が必要で、強すぎる施術は誤りとなります。

選択肢1. aとb

a:正しい

シャンプー時のお湯は約38〜40℃が適温です。熱すぎると皮脂を取りすぎ、冷たいと不快感を与えます。

 

b:正しい
原液を直接頭皮につけると刺激が強いため、手でよくのばしてから毛髪全体に均等に行き渡らせます。

選択肢2. bとc

b:正しい
原液を直接頭皮につけると刺激が強いため、手でよくのばしてから毛髪全体に均等に行き渡らせます。

 

c:誤り
薬液処理(パーマ・カラーなど)の前は、強く行うとキューティクルを傷め、薬液の作用が不均一になります。

やさしく丁寧に行うのが正しい方法です。

選択肢3. cとd

c:誤り
薬液処理(パーマ・カラーなど)の前は、強く行うとキューティクルを傷め、薬液の作用が不均一になります。

やさしく丁寧に行うのが正しい方法です。

 

d:誤り
泡立ちが悪いのは汚れや皮脂が多いためで、まず一度すすいでから再度シャンプーするのが基本です。

つけ足すと無駄が多く、洗浄力も安定しません。

選択肢4. aとd

a:正しい

シャンプー時のお湯は約38〜40℃が適温です。熱すぎると皮脂を取りすぎ、冷たいと不快感を与えます。

 

d:誤り
泡立ちが悪いのは汚れや皮脂が多いためで、まず一度すすいでから再度シャンプーするのが基本です。

つけ足すと無駄が多く、洗浄力も安定しません。

まとめ

シャンプーの基本は「お湯は40℃前後」「シャンプー剤は手のひらでのばす」。
薬液処理前はやさしく丁寧に強すぎず、泡立ちが悪いときはすすいでから再度シャンプーです。
 

参考になった数0

02

aとbです。

お湯は38〜40℃程度が適温で、「40℃くらい」はその範囲に入ります。

また、シャンプー剤は手のひらでよくのばしてからつけるのが基本です。

いっぽうで、薬液処理前は強めに洗わない泡立ちが悪いときはまず予洗いを十分にするのが正しい対応です。

以下で、各選択肢を解説していきます。

選択肢1. aとb

a お湯の温度は、40°Cくらいが適温である。
適切です。

シャンプー時の適温は38〜40℃程度です。

熱すぎると皮脂を取り過ぎて刺激になり、ぬるすぎると汚れが落ちにくくなります。

「40℃くらい」は適温の範囲内です。

選択肢2. bとc

b シャンプー剤は、手のひらでよくのばしてから毛髪全体につける。
適切です。

原液を一点にベタッと置かないための基本です。

先に手のひらで均一にのばすことで、頭皮刺激を避け、ムラなく泡立てられます。

選択肢3. cとd

c 薬液処理前のシャンプーイングは、強めに行う。
不適切です。

パーマやカラーの前は、強くこすらずにやさしく洗います。

強い摩擦は頭皮刺激やキューティクル損傷につながり、薬液の浸透や負担にも悪影響です。

選択肢4. aとd

d 泡立ちが悪いときは、シャンプー剤をつけ足す。
不適切です。

泡立ちが悪い主因は皮脂・整髪料・汚れの残りです。

まず予洗い(すすぎ)を十分に行う、少量のぬるま湯を足して乳化するなどで改善します。

むやみに剤を足すと残留の原因になります。

まとめ

シャンプーの基本は、適温(38〜40℃)・手のひらでのばす・薬液前はやさしく・泡立ち不良は予洗い重視です。

これらを押さえると、頭皮への負担を減らしつつ清潔に整えることができます。

今回は、正しい組合せがaとbになります。

参考になった数0