社会福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
人体の構造と機能及び疾病 問7

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問題

社会福祉士試験 第27回(平成26年度) 人体の構造と機能及び疾病 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

リハビリテーション全般に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 健全な身体部位は、リハビリテーションの対象ではない。
  • 医学的リハビリテーションには、作業療法士は関与しない。
  • 包括的リハビリテーションには、薬物療法が含まれる。
  • 精神科デイケアには、理学療法士の配置が必要である。
  • 内部障害は、リハビリテーションの対象ではない。

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この過去問の解説 (4件)

01

1× 健全な身体部位でも、生活機能低下を予防するためであればリハビリテーションの対象となります。
2× 指先を使う作業(巧緻運動)の改善など、作業療法士が関わることがあります。
3○ 薬物療法の他に、食事療法なども含まれます。
4× 精神科デイケアの人員基準に理学療法士は含まれません。
医師・看護師・作業療法士・精神保健福祉士・臨床心理技術者などの配置が必要です。
5× リハビリテーションの対象に内部障害も含まれます。

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02

×1 . 損傷を受けた身体部位のみならず、健全な身体部位の能力向上も、リハビリテーションの対象になります。

×2 . 医学的リハビリテーションにおける回復期リハビリテーションでは、理学療法士や作業療法士が関与し、集中的な機能回復を目指します。

○3 . 包括的リハビリテーションには、医学的な評価や適切な運動処方のほか、運動療法、薬物療法、食事療法、患者教育、カウンセリングなどをセットにした包括的なプログラムにに基づきます。医師や看護師の他に多彩な専門職が関わり、協同して行われます。

×4 . 精神科デイケアには、理学療法士の配置は不要です。精神科医師の他、作業療法士・精神保健福祉士、臨床心理技術者等のいずれか1人、看護師の配置が必須です。

×5 . 内部障害者は、安静・臥床により廃用症候群になりやすいので、リハビリテーションの対象となります。

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03

1【×】健全な部位であっても、機能低下の防止や機能維持のためリハビリテーションの対象になります。
2【×】巧緻運動(手先を使う作業)の改善などに作業療法士が関わります。
3【○】薬物療法も包括的リハビリテーションに入ります。
4【×】精神科デイケアの人員には、精神科医、看護師、作業療法士、精神保健福祉士または臨床心理技術者などがいます。理学療法士は含まれません。
5【×】内部障害もリハビリテーションの対象です。

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04

正解は3です。

1.健全な身体部位であっても、廃用症候群の防止のため、リハビリテーションが行われます。

2.医学的リハビリテーションのメンバーとして、作業療法士は重要な役割を担っています。

3.包括的リハビリテーションには、薬物療法も含まれています。

4.精神科デイケアの専門職の配置要件には、理学療法士は含まれていません。

5.内部障害もリハビリテーションの対象です。

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