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社会福祉士の過去問 第27回(平成26年度) 社会調査の基礎 問89

問題

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調査の手法に関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
   1 .
ライフストーリー・インタビューの実施においては、構造化面接によって聞き取りを進めるのがよい。
   2 .
質的データを収集するインタビューや観察などと、量的データを収集する質問紙調査などを組み合わせて行う調査の手法のことを、ミックス法という。
   3 .
アクションリサーチでは、問題解決を目指すという価値指向的立場よりも、真理を追い求める理論的研究の立場が重視される。
   4 .
エスノグラフィーでは、調査者の客観的立場を維持するために、参与観察によってデータを収集してはいけない。
   5 .
フォーカスグループの活用においては、グループとして一致した意見をとりまとめることよりも、異なる意見が幅広く収集されることが期待される。
( 社会福祉士試験 第27回(平成26年度) 社会調査の基礎 問89 )
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この過去問の解説 (3件)

82
正解は2、5です。

1.ライフストーリー・インタビューでは、人生の経験や出来事をインタビューするため、予め質問項目が決まっている構造化面接よりも、自由度が高い半構造化面接によって聞き取りを進めるのがよいといえます。

2.質的データと量的データを組み合わせて行う調査の手法をミックス法といいます。

3.アクションリサーチでは、問題解決を目指すという価値指向的立場が重視されます。

4.エスノグラフィーでは、参与観察によるデータ収集が多く行われます。

5.フォーカスグループにおいては、異なる意見が幅広く収集されることが期待されます。

付箋メモを残すことが出来ます。
37
1、不適切です。構造化面接とは、インタビュー内容をあらかじめ決めておき、それに沿った質問を行う事を言います。ライフストーリーは人それぞれ異なり、話を聞いているうちに予定していた質問とは別の重要な内容を話していただける事もあります。ライフストーリー・インタビューを実施する際は、質問内容の概要をあらかじめ決めておき、あとは状況によって質問内容を柔軟に変えていく「半構造化面接」が適しています。

2、適切な内容です。質的調査、量的調査とも調査方法のメリットとデメリットがあります。ミックス法は双方のデメリットを補完した調査を行う事が出来る調査方法と言えます。

3、不適切です。アクションリサーチは社会現象や社会問題を観察し、その解決方法を考えて実践し、その評価を行う事で実践研究を進めるという手法です。心理を追い求める理論的研究ではなく、問題解決を目指した調査手法と言えます。

4、不適切です。参与観察とは調査する対象である集団に調査者自身が所属し、生活を一緒にする事でその集団の生活の様子などを観察し調査する手法の事を言います。エスノグラフィーは特定の集団の行動などをフィールドワークによって調査し明らかにすることを言い、参与観察による調査手法も用いられています。

5、適切な内容です。フォーカスグループを活用する目的は、対象物などに対する人の考えを幅広く収集する事です。グループの一致した意見を導き出す必要性はありません。

35
1× ライフストーリーインタビューでは、半構造化面接の方が適切と言えます。
2○ ミックス法は、様々な手法により行う調査法です。
3× アクションリサーチでは、問題解決をはかる研究法です。
4× エスノグラフィーは、質的に記述する手法であり、参与観察によってデータを採集することが多いです。
5○ フォーカスグループインタビューでは多様な意見が採集される事が目的といえます。

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