社会福祉士の過去問
第28回(平成27年度)
社会理論と社会システム 問19
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問題
社会福祉士試験 第28回(平成27年度) 社会理論と社会システム 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
社会集団に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- ゲマインシャフトとは、本質意思に基づく結合が解体した、近代以降の社会集団である。
- インフォーマルグループとは、メンバーの親密な相互関係を通じて形成される集団である。
- 第一次集団とは、家族や親族などの第二次集団とは異なる、会社や学校などの社会集団である。
- コミュニティとは、特定の関心を共同して追求するために設立された、人為的な機能集団である。
- アソシエーションとは、地理的・文化的な地域性を結合要素とした社会集団である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.ゲマインシャフトは、本質意思に基づく結合がされた、近代以前の社会集団です。これに対し、選択意思に基づく結合がされた、近代以降の社会集団をゲゼルシャフトといいます。
2.インフォーマルグループとは、メンバーの親密な相互関係を通じて形成される集団です。
3.家族や親族などは第一次集団、会社や学校などは第二次集団です。
4.特定の関心を共同して追求するために設立された、人為的な機能集団は、アソシエーションです。
5.地理的・文化的な地域性を結合要素とした社会集団は、コミュニティです。
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02
1、ゲマインシャフトとは、本質意思に基づく自然発生的にできた集団を指します。
この記述はゲゼルシャフトの説明です。
2、インフォーマルグループとは、組織内で自然発生的にできる、好意的な感情を通じて作られる集団です。
友人関係や趣味のグループ等の人間関係が該当します。
3、第一次集団とは、家族や親族などの直接的な親密関係が存在する集団のことです。
4、コミュニティとは、地域性、共同生活などを満たす集団のことです。都市や村落が該当します。
5、アソシエーションとは、特定の目的や関心を実現するために作られた集団で、コミュニティの内部に作られる集団のことを指します。家族が該当します。
以上のことから、正解は2です。
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03
2○ メイヨーによるホーソン実験で注目されて概念です。
3× 会社や学校は第二次集団です。
4× 設問はアソシエーションの説明です。
5× 設問はコミュニティの説明です。
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