社会福祉士の過去問
第28回(平成27年度)
保健医療サービス 問71

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問題

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。

1.国民医療費には、特定健康診査・特定保健指導の費用は含まれません。

2.国民医療費は、患者が医療機関で直接支払う一部負担金も含めて推計が行われます。

3.国民医療費には、保険適用外で請求される費用は含まれません。

4.「平成24年度国民医療費の概況」における財源別国民医療費では、公費の割合が38.6%、保険料の割合が48.8%となっており、保険料の割合の方が大きくなっています。「平成27年度国民医療費の概況」の財源別国民医療費でも、公費38.9%、保険料48.8%となっており、傾向は同じです。

5.「平成24年度国民医療費の概況」において国民医療費に占める65歳以上の医療費の割合は、56.3%であり50%以上です。「平成27年度国民医療費の概況」においても59.3%と傾向は同じです。

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02

1× 国民医療費は傷病の治療費に限っており、特定健康診査・特定保健指導の費用は含みません。
2× 国民医療費には患者負担分も含みます。
3× 保険適用外の費用は含みません。
4× 財源は保険料が約5割りで公費より多いです。
5○ 65歳以上の医療費の割合は約60%です。

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03

1、不適切です。国民医療費とは、医療機関などにおいて保険診療の対象となり得る疾病の治療に要した費用の事を言います。特定健康診査・特定保健指導はそれに該当しないため、国民医療費の中には含まれていません。

2、不適切です。国民医療費は患者が支払う一部負担金と保険診療分を合わせた金額の事を言います。

3、不適切です。国民医療費は保険診療の適用となる物のみが含まれるため、保険適用外の補装具の費用は含まれません。

4、不適切です。平成24年度国民医療費の概況によれば、公費の割合は38.6%、保険料の割合は48.8%となっており、保険料の割合の方が高いです。

5、適切な内容です。国民医療費の総額は「39兆2117億円」であり、そのうち65歳以上の方の医療費は「22兆860億円」と約56.3%を占めています。

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