社会福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
相談援助の理論と方法 問105

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問題

社会福祉士試験 第29回(平成28年度) 相談援助の理論と方法 問105 (訂正依頼・報告はこちら)

ソーシャルワークの援助過程におけるモニタリングに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • プランニングの前に実施される。
  • インターベンションが行われている間に実施される。
  • 契約の前に実施される。
  • インテークの途中で実施される。
  • 援助終結後に実施される。

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この過去問の解説 (3件)

01

1× プランニングの前に実施されるのはアセスメントです。
2○ モニタリングは定期的に再アセスメントと支援プランニングの修正を行っていくことです。
3× 契約には、インテーク時の援助開始時と、アセスメントの後の援助開始時の2つあります。
4× インテークの途中にモニタリングは行われません。
5× 援助終結後に行われるのはアフターケアであり、いつでも支援再開できることを確認します。

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02

問題文に挙げられている「モニタリング」とは、計画立案後にその計画が適切に実施されているかどうかや、実施上問題が無いかどうか、その計画内容の効果などを確認する事を指します。

1、不適切です。「プランニング」とは計画立案の事を指します。
モニタリングはプランニングした内容が適切に行われているかどうかを確認する行為になりますので、プランニングの後に実施されます。

2、適切な内容です。
「インターベンション」とは、利用者と支援者が話し合った上で立案した計画を実際に実行する事を指します。
モニタリングは計画通り支援が実施されているかどうか確認する事も含まれるため、インターベンションが行われている間に実施される事になります。

3、不適切です。
ソーシャルワークにおいて、支援者はどのような支援を行うかクライエントに説明した上で、合意を得る必要があります。
したがって、契約の前にモニタリングが行われることはありません。

4、不適切です。
「インテーク」は受理面接とも訳され、その目的としてはクライエントのニーズを適切に把握する事が挙げられます。
インテークを適切に実施し、その後のプランニングやアセスメントといった援助行為に繋げていく必要があります。
インテークの段階ではモニタリングを実施する事はできません。

5、不適切です。
モニタリングは援助が適切に行われているかどうかの経過確認であるため、援助終結後に行われるものではありません。
援助終結後に行われる行為としては「フォローアップ」があります。

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03

正解は2です。

1.モニタリングは、プランニングよりも後に実施されます。

2.モニタリングは、インターベンションが行われている間に実施されます。

3.モニタリングは、契約よりも後に実施されます。

4.モニタリングは、インテークの途中で実施されることはありません。

5.モニタリングは、援助終結よりも前に実施されます。

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