社会福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
福祉行財政と福祉計画 問43

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問題

社会福祉士試験 第30回(平成29年度) 福祉行財政と福祉計画 問43 (訂正依頼・報告はこちら)

「平成29年地方財政の状況」( 総務省 )が示す2015年度( 平成27年度 )の地方財政において、次に示す民生費及び特別会計事業の費目のうち、歳出金額が最も多いものを1つ選びなさい。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は5です。

「平成29年地方財政の状況」が示す2015年度( 平成27年度 )の地方財政と、「平成30年地方財政の状況」が示す2016年度( 平成28年度 )の地方財政の数値をもとに解説します。

1.2015年度の生活保護費の歳出金額は、4兆283億円、2016年度は3兆9,939億円です。

2.2015年度の児童福祉費の歳出金額は、7兆8,850億円、2016年度は8兆1,526億円です。

3.2015年度の老人福祉費の歳出金額は、6兆1,393億円、2016年度は6兆2,193億円です。

4.2015年度の介護保険事業費の歳出金額(保険事業勘定)は、9兆7,484億円、2016年度は9兆9,680億円です。

5.2015年度の国民健康保険事業費の歳出金額(事業勘定)は、16兆2,002億円、2016年度は15兆7,127億円です。

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02

平成29年度の地方財政の中で、民生費の歳出状況を問う問題です。

実際、内訳としては次のとおりとなります。
児童福祉費(7兆8850億円)
社会福祉費(6兆5916億円)
老人福祉費(6兆1393億円)
介護保険事業費(9兆7484億円)
国民健康保険事業費(16兆2002億円)

となりますので、国民健康保険事業費が最多です。

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03

1.2015年の「生活保護費」の歳出金額は、4兆283億円です。

2.2015年の「児童福祉費」の歳出金額は、7兆8,850億円です。

3.2015年の「老人福祉費」の歳出金額は、6兆1,393億円です。

4.2015年の「介護保険事業費」の歳出金額は、9兆9,570億円です。

5.2015年の「国民保険事業費」の歳出金額は、16兆3,883億円と、この設問の中で一番大きな金額となっています。

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04

正答【5】

https://www.soumu.go.jp/main_content/000472872.pdf
民生費の目的別歳出内訳(P50.第33図参照)
国民健康保険事業費(P114  第92図参照)
介護保険事業費(P118 第96図参照)


1.誤答 生活保護費の歳出金額は4兆283億円
2.誤答 児童福祉費の歳出金額は7兆8,850億円
3.誤答 老人福祉費の歳出金額は6兆5,916億円 
4.誤答 介護保険事業費 の歳出金額は9兆9,570億円
5.正答 国民健康保険事業費の歳出金額は16兆2,002億円と最も多くなっています。

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