社会福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
相談援助の理論と方法 問118

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問題

社会福祉士試験 第30回(平成29年度) 相談援助の理論と方法 問118 (訂正依頼・報告はこちら)

社会福祉領域における情報通信技術( ICT )の活用に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。
  • 情報リテラシーとは、情報通信ネットワークを利用するのに必要な知識や技術のことである。
  • デジタル・デバイドとは、福祉情報の積極的な活用を意味する。
  • データベース化された業務情報の活用には、データファイルの管理運営が大切である。
  • 援助における情報収集の段階で、IT機器による音声・画像の記録は禁止されている。
  • 電子メールによる相談は、個人情報保護の観点から受け付けられない。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1、3です。

1.情報リテラシーとは、情報通信ネットワークを利用するのに必要な知識や技術のことです。

2.デジタル・デバイドとは、情報技術を使いこなせる人と、そうでない人の間に生じる格差のことをいいます。

3.データベース化された業務情報の活用には、データファイルの管理運営が大切となります。

4.援助における情報収集の段階で、IT機器による音声・画像の記録は禁止されていません。記録時にあらかじめ同意を得ることが必要です。

5.電子メールによる相談を受け付けてはいけないという規定はありません。

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02

1○ 情報通信ネットワーク利用に関しての知識や技術のことを、情報リテラシーといいます。
2× 情報技術の利用に関する格差をデジタルデバイドといいます。
3○ ICTにおいて、データファイル管理はとても大切なことです。
4× 設問の内容のような禁止事項はありませんが、同意はあらかじめ得る必要があります。
5× 電子メールによる相談は受けられないという規定はありません。

参考になった数13

03

情報技術について、前問の個人情報保護法と関連する問題です。

1〇 正しいです。

2× デジタルデバイド(digital divide)とは
インターネットなどの情報技術を活用できる、
できない人の間に生じる格差のことを指します。

3〇 正しいです。
個人情報の保護に関する法律(第20条)
でも安全管理について規定されています。

4× 利用はできます。
ただし、情報収集が利用目的の範囲を超えない事と
相手の合意が条件になります。

5× 電子メールによる相談はデータの漏洩など、
起きないよう安全に管理すれば利用可能です。

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