社会福祉士の過去問 第30回（平成29年度） 高齢者に対する支援と介護保険制度 問133

正解は２です。

１．要介護認定の認定調査を行うのは、市町村および特別区です。

２．国民健康保険団体連合会は、市町村から委託を受けて、各種介護サービス費の請求に関する審査・支払を行います。

３．適正な業務管理体制を整備していない介護サービス事業者に対し、是正勧告・命令を行うのは、市町村および特別区、都道府県です。

４．介護支援専門員の試験及び研修、登録に関する業務を行うのは、都道府県です。

５．第一号被保険者の保険料を算定するのは、市町村および特別区です。

1×　要介護認定の申請があった場合、認定調査を行うのは市町村及び特別区の役割です。
2〇　国民健康保険団体連合会が、市町村から委託を受けて行うこととなっています。
3×　介護サービス事業者に対し、是正勧告・命令を行うのは市町村、特別区、都道府県です。
4×　都道府県が介護支援専門員の試験及び研修、登録に関する業務を行います。
5×　第一号被保険者の保険料算定は市町村、特別区が行います。

国民健康保険団体連合会とは、国民健康保険法に根拠法をもつ機関です。
その役割についての基礎問題です。

１×　市町村の役割です。
（介護保険法27条２項）

２〇　正しいです。（介護保険法41条10項）
市町村から委託を受け、介護給付費の請求と支払いを行っています。

３×　都道府県知事の役割です。
（介護保険法76条２項）

４×　試験、研修については都道府県知事が、
登録に関しては厚生労働大臣が行います。
（介護保険法69条11項･13項･33項）

５×　市町村の役割です。（介護保険法129条２項）