社会福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
就労支援サービス 問145

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問題

社会福祉士試験 第30回(平成29年度) 就労支援サービス 問145 (訂正依頼・報告はこちら)

職場適応援助者( ジョブコーチ )の役割に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 事業所に対し、支援対象者のために新規の事業を用意するよう要求する。
  • 事業所に代わって、職場外で支援対象者の職業訓練を行う。
  • 事業所の求人ニーズに合わせて、求職者をあっせんする。
  • 支援当初は支援対象者と職場で一緒にいる時間を少なくし、徐々にその時間を増やしていく。
  • 支援対象者が職場の同僚とコミュニケーションを図ることができるよう調整する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。

1.ジョブコーチは、支援対象者のために職務の創出や環境の調整を事業所の人と一緒に行うことはありますが、新規の事業を用意するよう事業所に要求することはありません。

2.ジョブコーチが、事業所に代わって、職場外で支援対象者の職業訓練を行うことはありません。

3.ジョブコーチが、事業所の求人ニーズに合わせて、求職者をあっせんすることは原則としてありません。

4.ジョブコーチは、支援対象者と職場で一緒にいる時間を徐々に少なくしていきます。

5.支援対象者が職場の同僚とコミュニケーションを図ることができるよう調整することは、ジョブコーチの役割の1つです。

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02

1× 事業所と一緒に環境調整を行うことはありますが、新規事業の用意を要求することはありません。
2× ジョブコーチが職場外で支援対象者の職業訓練を行うことはありません。
3× ジョブコーチが求職者をあっせんすることはありません。
4× 支援当初は支援対象者と職場で一緒にいる時間を多くし、徐々にその時間を減らしていきます。
5〇 支援対象者が、職場の同僚とコミュニケーションを図れる環境づくりを行うことがあります。

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03

1、不適切です。
ジョブコーチは事業所と協働して、雇用している障害者が働きやすいよう配置や職務内容を考える等の役割を担っています。
しかし、一方的に新規事業を用意を要求する事はジョブコーチの役割ではありません。

2、不適切です。
ジョブコーチは障害者に対して職場で円滑に働けるよう支援を行いますが、職場外で支援対象者の職業訓練を行う事はありません。

3、不適切です。
ジョブコーチは対象の障害者が職場に適応できるように支援する事が仕事となります。
事業所の求人に合わせて対象者を探す事はジョブコーチの仕事ではありません。

4、不適切です。
支援対象者は職場で適応する事が困難な状況に置かれています。
どのような点が困難であるかを知る事や、その方が不安を軽減できるよう、最初は職場で一緒にいる時間を多くしていく事が望ましいと考えられます。

5、適切な内容です。
同僚や上司、雇用事業所との円滑にコミュニケーションを図れるよう環境調整等を行う事もジョブコーチの仕事の一つとされています。

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