社会福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
社会理論と社会システム 問21

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

社会福祉士試験 第31回(平成30年度) 社会理論と社会システム 問21 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「フリーライダー」に関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 他者からの矛盾した命令を受け取ることで身動きがとれない者
  • 自分の利益を得るために他者を裏切ることを選択する者
  • 他者との比較で剥奪感を抱いている者
  • 自ら負担することなく集合財を享受する者
  • 自分の効用を引き上げるために他者の効用を引き下げる者

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

1、不適切です。
選択肢の内容は矛盾する状況に置かれ、身動きが取れなくなってしまっているため「二重拘束(ダブルバインド)」の状態であると言えます。

2、不適切です。選択肢の内容は「囚人のジレンマ」に関連する内容です。

3、不適切です。
選択肢の内容は現状と理想の間にギャップを感じている状態である「相対的剥奪」に関する説明となっています

4、適切な内容です。

5、不適切です。
選択肢の内容は「パレート効率性」に登場する人物の説明となっています。

参考になった数58

02

4.が正解です。
フリーライダーとは、仕事をあまりしない『給料泥棒』のことです。自分は怠けていて、人の対価を横取りします。フリーライダーが生まれる背景には、教育する時間がない・コストがかかる等があります。

参考になった数40

03

フリーライダーとは「ただ乗りする人」という意味で、
対価を支払わず、モノやサービスなどを受け取る人を指します。

1× 身動きがとれない者ではありません。

2× 「自分の利益を得る」というワードが引っかかりますが、
対価を払わないという意味ではないので、間違いです。

3× 剥奪感を抱いている者ではないので、間違いです。

4○ 正しいです。「集合財」とは集団における財を指していると思われます。

5× 効用ではないので、間違いです。

参考になった数29