社会福祉士の過去問
第31回（平成30年度）
社会調査の基礎 問84
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問題
社会福祉士試験 第31回（平成30年度） 社会調査の基礎 問84 （訂正依頼・報告はこちら）
社会調査に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 統計調査とは、社会事象を質的に捉えることを目的とした社会調査である。
- 市場調査とは、行政の意思決定に役立てることを目的として市場の客観的基礎資料を得るための社会調査である。
- 世論調査とは、自治体の首長の意見を集約するための社会調査である。
- アクションリサーチとは、特定の状況における問題解決に向けて調査者が現場に関与する社会調査である。
- センサスとは、企業の社会貢献活動を把握することを目的とした社会調査である。
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この過去問の解説 （3件）
01
質的にとらえる場合は事例調査などがあります。
②市場調査とはマーケティング・リサーチとも言われます。主に企業が商品を販売する際等にターゲットや販売方法などを調査することを指します。
③世論調査はある事項について、一般の人たちがどのような考え方をしているか尋ねる調査のことです。例えば新聞社やTV局が一般家庭に電話して「今の内閣を支持しますか」「消費税増税に賛成しますか」など質問し、調査するなどがあります。
④正しい記述です。
⑤センサスとは、ある集団に対し全員を調査するものを指します。例えば国勢調査などがあげられます。
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02
ケアレスミスに気を付けましょう。
１× 統計調査は質的ではなく、「量的」なデータから分析をします。
国勢調査が代表的です。
２× 市場調査は行政ではなく、「企業」のために行います。
３× 世論調査は自治体の首長ではなく、「一般人」の意見を集約したものです。
４○ 正しいです。
アクションリサーチは、社会心理学者のレビンによって提唱された理論です。
５× センサスとは特定のカテゴリに絞り、全数調査を行うことです。
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03
2、不適切です。市場調査とは主に企業が自社の製品を販売するために、顧客のニーズ等を調べて分析し、どうすれば商品が売れるか方法を考えるための調査とされています。
3、不適切です。世論調査は自治体の首長の意見を集約するためのものではなく、一般大衆がどのような意見を持っているか確認するための調査です。
4、適切な内容です。
5、不適切です。センサスとは調査対象である集団の全てを調べる全数調査の事を言います。
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