社会福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
相談援助の理論と方法 問100

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

社会福祉士試験 第31回(平成30年度) 相談援助の理論と方法 問100 (訂正依頼・報告はこちら)

ピンカス(Pincus, A.)らによる「4つの基本的なシステム」の中の、ターゲット・システムとチェンジ・エージェント・システムに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • ターゲット・システムは、役割を遂行するソーシャルワーカーを指す。
  • ターゲット・システムは、ソーシャルワーカーが所属している機関を指す。
  • ターゲット・システムは、変革努力の目標達成のためにソーシャルワーカーが影響を及ぼす必要のある人々を指す。
  • チェンジ・エージェント・システムは、契約の下、ソーシャルワーカーの努力によって利益を受ける人々を指す。
  • チェンジ・エージェント・システムは、目標達成のために、ソーシャルワーカーと協力していく人々を指す。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

*4つの基本的なシステムはピンカスとミナハンが提唱しました。

①役割を遂行するソーシャルワーカーを指すのは、チェンジ・エージェント・システムです。

②ソーシャルワーカーが所属している機関を指すのは、チェンジ・エージェント・システムです。

③正しい記述です。

④ソーシャルワーカーの努力によって利益を受ける人々を指すのは、クライアントシステムです。

⑤目標達成のために、ソーシャルワーカーと協力していく人々を指すのは、アクション・システムです。

参考になった数80

02

1.× 設問はチェンジ・エージェント・システムの内容です。
援助を担当するソーシャルワーカーのことを表します。

2.× 設問はチェンジ・エージェント・システムの内容です。
担当するソーシャルワーカーが所属する機関や施設、その職員を表します。

3.〇 ターゲット・システムとはワーカーが問題解決のために影響を与える人々や組織を表します。

4.× 設問はソーシャルワーカーが援助の対象としている個人・家族・グループなどを指す、クライエント・システムの内容です。
実際に問題解決のための行動をしている人々のことをいいます。

5.× 設問はアクション・システムの内容です。
変革を与える実行活動に協力的な人々や資源すべてを表します。

参考になった数40

03

1、不適切です。この説明はチェンジエージェントシステムの説明となります。

2、不適切です。この説明もチェンジエージェントシステムの説明となります。

3、適切な内容です。

4、不適切です。この項目の説明文はクライエントシステムの説明となります。

5、不適切です。この項目の説明はアクションシステムの説明です。

参考になった数13