社会福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
社会調査の基礎 問87

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問題

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この過去問の解説 (3件)

01

1、不適切です。
名義尺度は量的調査を行った際の対象を分類するためだけに用いられる数値等の事です。
名義尺度は調査者が決めて割り振るため、その数値自体は大きな意味を持たず、平均値や中央値を求める事は出来ません。
しかし、それらの対象の中で最も多く現れる値(最頻値)は求める事が可能です。

2、不適切です。
順序尺度は測定値の大小や優劣を意味する尺度の事を指します。
順序尺度においては数字の大小関係は意味を持ちますが、それらの差は意味を持ちません。

3、不適切です。
間隔尺度は測定値の間隔に大小関係があり、その間隔が等間隔となる性質を持っているため、数量的な表現が可能となっています。

4、適切な内容です。

5、不適切です。
標準偏差は調査を行った結果の数値がどれだけの散らばりを見せているかを求める数値となります。
標準偏差の数値を求める際には「平均値」が必要となるため、平均値が求められない測定尺度では標準偏差を割り出す事が出来ません。

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02

1.誤。
名義尺度は、代表値の一つである、最頻値を求めることができます。

2.誤。
順序尺度は、測定値の大小や優劣を意味します。

3.誤。
間隔尺度は、測定値の間隔を数量的に表現することができます。

4.正。
比例尺度は、数値の間隔が等しいだけでなく、数値の比も意味を持ちます。

5.誤。
間隔尺度、比例尺度では、標準偏差を計算することに数量的な意味があります。名義尺度、順序尺度は質的尺度と呼ばれています。

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03

前年の試験でも取り上げられた
名義尺度、順序尺度、間隔尺度、比例尺度という
4つの尺度水準についての問題です。

1× 代表値には「平均値」「中央値」「最頻値」がありますが、
名義尺度は「最頻値」を測定できます。

2× 名義尺度の説明です。
順序尺度は、測定値の大小や優劣に意味があります。

3× 数値の差が意味をもつ尺度なので、数量的に表現可能です。

4〇 正しいです。
比率尺度は絶対的な原点(0の値)があります。

5× 該当するのは「間隔尺度」のみです。

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