社会福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
相談援助の理論と方法 問103

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問題

社会福祉士試験 第32回(令和元年度) 相談援助の理論と方法 問103 (訂正依頼・報告はこちら)

相談援助の過程に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • プランニングとは、人と環境の相互作用の枠組みで情報収集及び分析を行う段階である。
  • エバリュエーションとは、ソーシャルワーカーとクライエントが出会い、信頼関係を構築する段階である。
  • コーピングとは、実施されているサービスが適切に提供されているか事実確認を行う段階である。
  • インテークとは、支援の成果を評価し、その状況によっては終結へと進む段階である。
  • インターベンションとは、援助計画に沿って支援を実施していく段階である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。

インターベンションとは、援助計画に沿って利用者の問題解決に向け、実際に介入を行う段階のことを指します。


各選択肢については、以下の通りです。

1. こちらは、アセスメントの説明です。
プランニングとは、情報収集および分析をもとに、実施計画を立てる段階のことを指します。

2. こちらは、インテークの説明です。
エバリュエーションとは、支援の成果を評価し、状況によって終結へと進む段階のことを指します。

3. こちらは、モニタリングの説明です。
コーピングとは、ストレス反応に対して自らが行う意図的な対処のことを指します。

4. こちらは、エバリュエーションの説明です。
インテークとは、支援者と利用者が出会い、信頼関係を構築していく段階のことを指します。

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02

正解は5です。

インターベンション期には、面接などで支援する直接的な働きかけと、周囲の環境に働きかける間接的な働きかけの2つがあります。

各選択肢については、以下の通りです。

1.これはアセスメントの説明です。
プランニングとは、アセスメントの内容を基に支援計画を立案する時期です。

2.これはインテークの説明です。
エバリュエーションとは事後評価のことで、支援の内容が問題解決に繋がったかどうか、利用者と共に評価する時期です。

3.これはモニタリングの説明です。
コーピングとはストレスに対して自らがおこなう対処方法のことです。
相談援助の過程は「インテーク」→「アセスメント」→「プランニング」→「インターベンション(介入)」→「モニタリング」→「エバリュエーション(事後評価)」→「ターミネーション(終結)」となっています。

4.これはエバリュエーションの説明です。
インテークとはクライエントと初めて接する初回面接のことです。

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03

1、不適切です。選択肢の内容は「アセスメント」の内容です。
プランニングはアセスメントを行った結果導き出された課題を解決するための支援方法を決め、それの実施手順を記載した計画書を作成する一連の手順の事を指します。

2、不適切です。選択肢の内容は「インテーク」の内容です。
エバリュエーションは「事後評価」とも言われており、支援が一段落、または終結を迎えそうな段階で、それまでの援助過程について振り返り、評価する事を指します。
その結果、課題が解決され、援助の必要性がなくなったと判断された場合、その支援は終結へと進んでいきます。

3、不適切です。選択肢の内容は「モニタリング」の内容です。
コーピングとは対象者が自分にかかっているストレスの内容を自覚し、そのストレスが自分に対して害になると判断した場合、それを和らげるための行動を意図的に取りストレス緩和に努める事を言います。

4、不適切です。
インテークは支援者が相談者と出会う最初の段階の事を指します。
インテークを通してその相談者が感じている問題を明らかにする事などが求められます。選択肢の内容は「エバリュエーション」の内容です。

5、適切な内容です。インターベンションは「介入」とも訳されます。

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