社会福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
相談援助の理論と方法 問115

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

セルフヘルプグループは自助グループなどといわれ、同じ悩みや課題を抱えるもの同士が語り合い、体験の共有や仲間意識を通じて問題に対処していきます。

各選択肢については、以下の通りです。

2.セルフヘルプグループは組織的に活動しているグループに限らず、参加を希望するメンバーがいた際は自由にグループを形成できます。

3.セルフヘルプグループは多職種連携の形態ではなく、例えばアルコールや薬物依存など、解決したい悩みや課題を抱える当事者同士があつまりグループとして形成されます。

4.セルフヘルプグループにおいてメンバー同士は仲間であるという意識が大切ですので、上下関係は成り立ちません。

5.セルフヘルプグループは利用者の意思で入退会を決めます。
ワーカーの意思ではありません。

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02

正解は1です。

セルフヘルプグループとは、同じ悩みや問題を持つ人が集まり、特定の体験を共有し、問題から解放されるための手段の獲得を目的とした活動です。

そのため、1は正しい説明です。


各選択肢については、以下の通りです。

2. 既に組織的に活動しているグループを基に形成されるとは限りません。
必要に応じて、グループを立ち上げたいと思った人が自由にグループ形成をすることができます。

3. セルフヘルプグループは、専門職や専門機関から独立した組織として機能しています。
そのため、必ずしも専門職によるグループとは限りません。

4. セルフヘルプグループにおいて、メンバーは対等な関係であり、上下関係があってはなりません。

5. グループへの入退会は、本人の意志を尊重し、本人自身が決めます。
支援者が入退会の可否を決定してはいけません。

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03

1、適切な内容です。
セルフヘルプグループは特定の体験や経験をしている、または過去にしていた方達が集まり、お互いを支援する事で抱えている困難を乗り越える事を目的に組織されています。

2、不適切です。
セルフヘルプグループは既に活動しているグループを基に形成される場合もありますが、新たにグループを作りたいと感じる人がいた場合はそれを立ち上げる事も可能です。

3、不適切です。
セルフヘルプグループはあくまでも参加者が主体となって運営するグループになります。
専門職による多職種連携の場として活用されるものではありません。

4、不適切です。
セルフヘルプグループの参加者は対等な立場で参加する事が原則となっています。そこに上下関係をつける事は適切とは言えません。

5、不適切です。
グループの運営はセルフヘルプグループのメンバーが担う事とされており、入退会については入退会を希望する当事者と、グループのメンバーによって決められると考えられます。
そこにソーシャルワーカーが介入し、入退会の可否を勝手に決定してはいけません。

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