社会福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
相談援助の理論と方法 問117
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問題
社会福祉士試験 第32回(令和元年度) 相談援助の理論と方法 問117 (訂正依頼・報告はこちら)
ソーシャルワークの記録に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- プランニングシートには、利用者がサービスを利用してどのような生活をしたのかについて記述する。
- 時間の経過に沿ってソーシャルワーク過程において起こる事実を記録する形式を説明体という。
- 逐語録では、話し言葉の記録にソーシャルワーカーの説明や解釈を加えて記述する。
- 的確に情報を伝達することを求められるため、文字情報で統一する。
- グループインタビューの記録係は、参加者の非言語的反応を含めて記録する。
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この過去問の解説 (3件)
01
グループインタビューでは参加者の様子など非言語的反応を含めて記録することで、その後の検討に役立ちます。
各選択肢については、以下の通りです。
1.プランニングシートには、支援の目標や支援計画を記入します。
選択肢にあるような内容については、モニタリングシートに記入することが多いです。
2.選択肢は、叙述体の説明です。
説明体とは、事実に加えてソーシャルワーカーの解釈を記録することをいいます。
3.逐語録は記録者の解釈などは一切加えず、話し言葉をそのまま記録します。
4.文字情報だけでなく、ジェノグラムやエコマップなどの図も用いてより分かりやすく記録します。
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02
プランニングシートはクライエントが目指す生活がどのようなものであるかを明らかにし、それを達成するために解決すべき課題や、支援者がどのように支援していくかなどを示すシートになります。
2、不適切です。選択肢の内容は叙述体の説明になります。
説明体は、事実に加えて記録者の考察なども加えて記録する方法の事です。
3、不適切です。
逐語録は、相手が発語した内容をそのまま記述する記録方法です。
4、不適切です。
記録内容によっては文字情報以上に伝わりやすい方法もあり、その場合はそちらを選択する事もあります。
データをまとめたグラフや、人との繋がりを分かりやすくするため、エコマップやジェノグラムなどを使用するなどがそれにあたります。
5、適切な内容です。
参加者の言語内容はもちろんですが、表情などの非言語的反応を記録する事も大切な事となります。
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03
グループインタビューの記録係は、参加者の表情や動作など、非言語的反応を含めて記録をする方が有効的です。
各選択肢については、以下の通りです。
1. プランニングシートには、アセスメントに基づき、実際の支援計画を記述する必要があります。
サービスを利用する過程を記述するものではありません。
2. 説明体とは、事実に記録者の解釈を加えて説明する文体のことを指します。
時間の経過に沿ってソーシャルワーク過程において起こる事実を記録する形式を、叙述体といいます。
3. 逐語録は、ソーシャルワーカーの説明や解釈を加えず、話し言葉の記録をありのままに記述します。
4. 必ずしも文字情報で統一する必要はありません。
的確に情報を伝達するため、図や表を用いる場合もあります。
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