社会福祉士の過去問
第33回(令和2年度)
高齢者に対する支援と介護保険制度 問129
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問題
社会福祉士試験 第33回(令和2年度) 高齢者に対する支援と介護保険制度 問129 (訂正依頼・報告はこちら)
「ロボット技術の介護利用における重点分野」( 2017年(平成29年)改訂(厚生労働省・経済産業省))に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 見守り・コミュニケーション分野には、センサーや外部通信機能を備えた機器のプラットフォームが含まれる。
- 移乗支援分野には、ロボット技術を用いて高齢者等の外出や屋内移動をサポートする機器が含まれる。
- 移乗支援分野の非装着型の機器は、備付けのための土台工事が必要となる。
- 移動支援分野の装着型機器は、パワーアシストで介助者の負担軽減を図る。
- 排泄(はいせつ)支援分野を担うロボットは、排泄物の処理を行うものに限られる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1、適切な内容です。見守り・コミュニケーション分野における機器の定義に「介護施設において使用する、センサーや外部通信機能を備えたロボット技術を用いた機器のプラットフォーム 」とあります。
2、不適切です。選択肢の内容は「移動支援分野」に含まれます。
3、不適切です。移乗支援分野の非装着型の機器は、機器据付けのための土台設置工事等の住宅等への据付け工事を伴わない事が定義に含まれています。
4、不適切です。選択肢の内容は「移乗支援分野」に含まれる内容です。
5、不適切です。排泄支援分野を担うロボットには、排泄を予測し的確なタイミングでトイレに誘導する「排泄予測」とトイレ内の下衣の着脱等の排泄の動作を支援する「トイレ内でのサポート」業務を支援する物も含まれます。
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02
正解は1です。
選択肢のとおり、見守り・コミュニケーション分野には、センサーや外部通信機能を備えた機器のプラットフォームが含まれます。
各選択肢については以下のとおりです。
2→高齢者の外出や屋内移をサポートする機器は、移動支援分野に含まれます。
3→移乗支援分野の非装着型の機器は、備付けのための土台工事が伴わないことが定義づけられています。
4→パワーアシストで介助者の負担軽減を図るのは、移乗支援分野の装着型機器です。
5→排泄支援分野の定義には、排泄物処理だけではなく、排泄予測、動作支援なども含まれます。
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03
正解は1です。
1.適切です。介護施設で使用するセンサーや外部通信機能を備えた機器とのプラットフォーム、在宅介護で使用する、転倒検知センサーや外部通信機能を備えた機器とのプラットフォーム、コミュニケーションにロボット技術を用いた生活支援機器が含まれます。
2,「移乗支援分野」ではなく、「移動支援分野」についての説明です。
3.「土台工事が不要であること」とされています。
4.「移動支援分野の装着型機器」ではなく、「移動支援分野の非装着型機器」であれば適切です。
5.不適切です。排泄支援分野を担うロボットは、排泄物処理だけでなく、排泄を予測してタイミングよくトイレ誘導する機器やトイレ内での下衣の着脱等を含む排泄にかかる一連の動作を支援する機器も含まれます。
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