社会福祉士の過去問
第34回(令和3年度)
相談援助の理論と方法 問105

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問題

社会福祉士試験 第34回(令和3年度) 相談援助の理論と方法 問105 (訂正依頼・報告はこちら)

相談援助の過程におけるフォローアップに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 相談援助が終結したクライエントの状況を調査・確認する段階である。
  • 問題解決のプロセスを評価し、残された課題を確認する段階である。
  • クライエントの生活上のニーズを明らかにする段階である。
  • アセスメントの結果を踏まえ、援助の具体的な方法を選択する段階である。
  • クライエントとの信頼関係を形成する段階である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 1 です

1 .○:相談援助が終結したクライエントの状況を調査・確認する段階である。

正解。フォローアップとは、場合によって、終結後も、状況が変わって支援が必要な状態になっていないか、電話などで連絡を取ることをいいます。

2 .✕:問題解決のプロセスを評価し、残された課題を確認する段階である。

モニタリングの説明です

3 .✕:クライエントの生活上のニーズを明らかにする段階である。

アセスメントの説明です

4 .✕:アセスメントの結果を踏まえ、援助の具体的な方法を選択する段階である。

ケアプランの作成の説明です

5 .✕:クライエントとの信頼関係を形成する段階である。

インテークの説明です

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02

相談援助過程の終結以降の段階について問われています。

相談援助の展開は

インテーク(→リファーラル)

→アセスメント

→プランニング

→インターベンション(←  )

→モニタリング   (⤴戻る)

→終結

→アフターケア・フォローアップ

と進みます。

選択肢1. 相談援助が終結したクライエントの状況を調査・確認する段階である。

適切です。支援終結後のフォローアップの内容を適切に説明しています。

選択肢2. 問題解決のプロセスを評価し、残された課題を確認する段階である。

×

モニタリングの説明です。

この結果をもって支援を継続するのか、終結に向かうのか判断の材料にします。

選択肢3. クライエントの生活上のニーズを明らかにする段階である。

×

アセスメントの説明です。

選択肢4. アセスメントの結果を踏まえ、援助の具体的な方法を選択する段階である。

×

プランニングの説明です。

選択肢5. クライエントとの信頼関係を形成する段階である。

×

クライエントとの信頼形成、ラポールの形成はインテークの段階から必要です。

信頼関係の構築は最初から常に勘案すべき事項です。

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03

本設問に登場する相談援助の過程については、問われる段階は違えども、社会福祉士試験で頻出の問題となっています。それぞれの段階の特徴について学び、確実に得点に繋げていきたい設問内容と言えます。

選択肢1. 相談援助が終結したクライエントの状況を調査・確認する段階である。

〇 適切な内容です。

選択肢2. 問題解決のプロセスを評価し、残された課題を確認する段階である。

✕ 選択肢の内容は「モニタリング」の説明です。

選択肢3. クライエントの生活上のニーズを明らかにする段階である。

✕ 選択肢の内容は「アセスメント」の説明となっています。

選択肢4. アセスメントの結果を踏まえ、援助の具体的な方法を選択する段階である。

✕ 選択肢の内容は「プランニング」の説明となっています。

選択肢5. クライエントとの信頼関係を形成する段階である。

✕ クライエントとの信頼関係の形成は最初の出会いである「インテーク」の段階から始まっています。

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