社会福祉士の過去問
第34回(令和3年度)
相談援助の理論と方法 問108

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

この過去問の解説 (3件)

01

正解は 4 です

1✕ .言い換えとは、クライエントの語りに意識を集中させ、感情を感じながら積極的に耳を傾けることである。

傾聴の説明です

2✕ .感情の反射とは、クライエントが答える内容を限定せずに自由に述べられるように問い掛けることである。

開かれた質問の説明です

3✕ .傾聴とは、クライエントの感情に焦点を当て、クライエントが語った感情をそのまま返していくことである。

感情の反射の説明です

4○ .焦点化とは、複雑に絡み合う多くの現実の要素をクライエントと一緒に点検して整理することである。

その通りです

5✕ .開かれた質問とは、クライエントの話した事実や感情を簡潔に別の言葉に置き換えて伝え返すことである。

言い換えの説明です

参考になった数49

02

単語とその説明が選択肢間で入れ替わっています。

選択肢1. 言い換えとは、クライエントの語りに意識を集中させ、感情を感じながら積極的に耳を傾けることである。

×

説明が、「傾聴」についての内容です。

選択肢2. 感情の反射とは、クライエントが答える内容を限定せずに自由に述べられるように問い掛けることである。

×

説明が、選択肢5「開かれた質問, open question」についての内容です。

反対に、はい、いいえ、で答えられるような、

クライアントが答える内容を限定した質問のことを「閉じた質問, closed questionといいます。

選択肢3. 傾聴とは、クライエントの感情に焦点を当て、クライエントが語った感情をそのまま返していくことである。

×

説明が、「感情の反射」についての内容です。

選択肢4. 焦点化とは、複雑に絡み合う多くの現実の要素をクライエントと一緒に点検して整理することである。

焦点化の説明として適切です。

ワーカーは、クライエントが多角的に物事を見ることを援助するために質問をします。

クライエント自身にとってもあいまいな細部をワーカーとクライエントが協働して明確化していく過程で、

ワーカーはクライエントに気づきを促すような開かれた質問をすることが肝要です。

選択肢5. 開かれた質問とは、クライエントの話した事実や感情を簡潔に別の言葉に置き換えて伝え返すことである。

×

説明が、「言い換え」についての内容です。

参考になった数20

03

相談援助の面接技法についても、社会福祉士試験では頻出問題となっています。

選択肢1. 言い換えとは、クライエントの語りに意識を集中させ、感情を感じながら積極的に耳を傾けることである。

✕ 選択肢の内容は「傾聴」の説明となっています。傾聴は相手の気持ちに耳を傾け、相手の思いを受容する事が重要であるとされています。

選択肢2. 感情の反射とは、クライエントが答える内容を限定せずに自由に述べられるように問い掛けることである。

✕ 選択肢の内容は「開かれた質問」の説明となっています。開かれた質問に対して、「はい」「いいえ」など、一言で返答できるような問い掛けの技法を「閉じられた質問」と言います。

選択肢3. 傾聴とは、クライエントの感情に焦点を当て、クライエントが語った感情をそのまま返していくことである。

✕ 選択肢の内容は「感情の反射」の説明となっています。クライエントの感情をそのまま返す事で、クライエントの気持ちをワーカーが理解し、共感していると伝える事に繋がります。

選択肢4. 焦点化とは、複雑に絡み合う多くの現実の要素をクライエントと一緒に点検して整理することである。

〇 適切な内容です。

選択肢5. 開かれた質問とは、クライエントの話した事実や感情を簡潔に別の言葉に置き換えて伝え返すことである。

✕ 選択肢の内容は「言い換え」の説明になっています。

参考になった数6