社会福祉士の過去問
第35回(令和4年度)
人体の構造と機能及び疾病 問4
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問題
社会福祉士試験 第35回(令和4年度) 人体の構造と機能及び疾病 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、2021年(令和3年)における、がん(悪性新生物)の主な部位別にみた死亡数で女性の第1位として、正しいものを1つ選びなさい。
- 大腸がん
- 胃がん
- 膵臓(すいぞう)がん
- 乳がん
- 肺がん
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この過去問の解説 (6件)
01
厚生労働省が発表している「2021年の人口動態統計」によると、女性のがんの主な部位別にみた死亡数は以下の通りとなります。
第一位:大腸がん(24338名)
第二位:肺がん(22934名)
第三位:膵臓がん(19245名)
第四位:乳がん(14803名)
第五位:胃がん(14428名)
以上の通りとなっており、本設問の答えは「大腸がん」となります。
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02
がんの部位別の発生者数、死亡者数の男女別の順位を整理して記憶しましょう。
女性のうちで最も多いのは大腸がんです。
胃がんは女性ではは5位、男性では3位になっています。
すい臓がんは女性では3位、男性はでは4位になっています。
乳がんは4位になっています。
肺がんは男性では1位、女性では2位になっています。
この類の問題は男女別の部位別の発生者数、死亡者数のそれぞれの第一位を記憶しておけば対応できますので、確実に記憶しておきましょう。
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03
正解は、「 大腸がん」です。
毎年変化するので、男女別第1位だけでも試験前に確認しておきましょう。
⭕️ 女性では1位、男性でも2位と高い順位です。
❌ 女性では5位、男性は3位です。
❌ 女性では3位、男性は4位です。
❌ 女性のみ4位です。
❌ 女性では2位、男性は1位です。
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04
「死亡数」と「女性」について問われていることに注意しましょう。男性と女性の違いもおさえておくようにしましょう。
適切です。女性の罹患数では、乳がんが第1位であることも併せて覚えておきましょう。
不適切です。胃がんは、第5位です。
不適切です。膵臓がんは、第3位です。
不適切です。乳がんは、第4位です。
不適切です。肺がんは、第2位です。
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05
悪性新生物の部位別のみならず、死因順位などの死亡数(率)は基本的に大きく変化することはありませんが、順位が変動することがあるため、厚生労働省のサイトで必ず最新のデータを確認しましょう。
解答:〇
令和4年において、死亡数は2万4990人となっており、第1位です。また、増加傾向にあります。
解答:✕
令和4年において、死亡数は1万4255人となっており、第5位です。胃がんは、減少傾向にあります。
解答:✕
令和4年において、死亡数は1万5911人となっており、第4位です。乳がんも増加傾向にあります。
解答:✕
令和4年において、死亡数は2万2914人となっており、第2位です。増加傾向にあります。
胃がん以外はどれも増加傾向にありますが、すい臓がんの伸び率が大きいため、注意して確認する必要があります。
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06
部位別のがん死亡数は、ある程度傾向があるものの毎年変化しています。直近年度のランキングを男女ごとに確認しておきましょう。
大腸がんは、男女ともに死亡率が高いです。女性で1位、男性で2位になっています。
胃がんが多いとイメージを持つ方も多いでしょう。しかし近年は死亡率が下がっています。女性で5位、男性で3位です。
女性で3位、男性で4位。
助成のイメージが強い部位ですが、女性で4位です。男性ではランク外ですが、全くないわけではありません。
女性で2位、男性で1位です。
がんの部位別死亡率では、大腸がんと肺がんが男女ともに1・2位となっています。当該年度の順位を調べる際は、信頼性が高い厚生労働省や医療機関などの情報を参照されることをおすすめします。
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