社会福祉士の過去問 第35回(令和4年度) 心理学理論と心理的支援 問1
この過去問の解説 (3件)
内発的動機づけとは、内面に沸き起こった興味や関心、意欲に動機づけされている状態を指しています。外発的動機づけは、金銭や名誉など外から与えられる外的な報酬に基づかないものを指しています。
英語外部検定を受験することは、大学の入試要件である賞罰があるため外発的動機づけにあたります。
叱責という賞罰のため外発的動機づけにあたります。
寒いというのは生命に関するものなので生理的欲求にあたります。
お腹が減るのも生命にかかわるものなので生理的欲求にあたります。
投資の勉強は、投資そのものに興味を持ったためであり、内発的動機づけにあたります。
本設問で問われている「内発的動機づけ」とは、物事に対する興味や関心、探求心など、自分自身の内面から湧き出す気持ちによって引き出される行動の事を言います。
それに対して「外発的動機づけ」とは、行動をしない事で生じる罰を避けるために行ったり、目的を達成するために行う行動の事を言います。
✕ 選択肢の内容は、大学入試を受けるために英語外部検定の受検が条件となっているために行われる行動なので、外発的動機づけに基づいた行動です。
✕ 選択肢の内容は、叱責という罰を避けるために勉強を行っているため、外発的動機づけに基づいた行動です。
✕ 選択肢の内容は、本人の生理的欲求を満たすための自然に起こした行動であり、内発的動機づけに伴う行動ではありません。
✕ 選択肢の内容は、本人の生理的欲求を満たすための自然に起こした行動であり、内発的動機づけに伴う行動ではありません。
〇 自分自身の興味に基づく行動のため、内発的動機づけに基づいた行動と言えます。
正解は「投資に偶然興味を持ったので、勉強した」です。
内発的動機づけとは、人の内面的な要因で
外発的動機づけとは、外部からの働きかけが要因です。
❌ 「大学入試の要件となっている」ことが要因であるため、外発的動機づけです。
❌ 「叱責」という賞罰から逃れることが要因であるため、外発的動機づけです。
❌ 「寒さ」から自分を守ることが要因であるため、外発的動機づけです。
❌ 「お腹が減った」という生理的現象が要因であるため、外発的動機づけです。
⭕️ 投資に興味を持つという人の内面的な要因であるため、内発的動機づけです。
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