社会福祉士の過去問
第35回(令和4年度)
相談援助の理論と方法 問17

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問題

社会福祉士試験 第35回(令和4年度) 相談援助の理論と方法 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

ソーシャルワークの記録に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • フェイスシートには、全体の振り返りや目標達成の評価を記述する。
  • アセスメントシートには、目標を設定し具体的な解決策を記述する。
  • プロセスシートには、目標に対する援助過程を時系列に記述する。
  • プランニングシートには、クライエントの基本的属性を項目ごとにまとめて記述する。
  • クロージングシートには、クライエントの主訴、解決したいことを記述する。

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この過去問の解説 (3件)

01

ソーシャルワークの記録に関しての問題です。

選択肢1. フェイスシートには、全体の振り返りや目標達成の評価を記述する。

本項はクロージングシートの説明です。

選択肢2. アセスメントシートには、目標を設定し具体的な解決策を記述する。

本項はプランニングシートの説明です。

選択肢3. プロセスシートには、目標に対する援助過程を時系列に記述する。

正解です。

選択肢4. プランニングシートには、クライエントの基本的属性を項目ごとにまとめて記述する。

本項はフェイスシートの説明です。

選択肢5. クロージングシートには、クライエントの主訴、解決したいことを記述する。

本項はアセスメントシートの説明です。

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02

ソーシャルワークの記録とは、クライエントに関する情報を整理し、アセスメントや支援の手掛かりとなったり、支援者間の情報共有のツールとなったり、支援内容の妥当性の根拠、各種請求の根拠となるものです。記録方式など過去に出題されています。

選択肢1. フェイスシートには、全体の振り返りや目標達成の評価を記述する。

適切ではありません。「全体の振り返りや目標達成の評価を記述する」のはクロージングシートです。

選択肢2. アセスメントシートには、目標を設定し具体的な解決策を記述する。

適切ではありません。「目標を設定し具体的な解決策を記述する」のはプランニングシートです。

選択肢3. プロセスシートには、目標に対する援助過程を時系列に記述する。

適切です。記述の通りです。

選択肢4. プランニングシートには、クライエントの基本的属性を項目ごとにまとめて記述する。

適切ではありません。「クライエントの基本的属性を項目ごとにまとめて記述する」のは、フェイスシートです。

選択肢5. クロージングシートには、クライエントの主訴、解決したいことを記述する。

適切ではありません。「クライエントの主訴、解決したいことを記述する」のは、アセスメントシートです。

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03

ソーシャルワークの記録にはそれぞれの展開過程において記述する内容が定められています。具体的事例をイメージして整理しておきましょう。

選択肢1. フェイスシートには、全体の振り返りや目標達成の評価を記述する。

フェイスシートには、クライエントの基本的属性を項目ごとに記述を行います。

選択肢2. アセスメントシートには、目標を設定し具体的な解決策を記述する。

アセスメントシートには、クライエントの解決するための課題について記述します。

選択肢3. プロセスシートには、目標に対する援助過程を時系列に記述する。

プロセスシートには、目標に対する援助過程を時系列に記述します。

選択肢4. プランニングシートには、クライエントの基本的属性を項目ごとにまとめて記述する。

プランニングシートには、目標を設定し具体的な解決策を記述します。

選択肢5. クロージングシートには、クライエントの主訴、解決したいことを記述する。

クロージングシートは、支援終了時に作成し、今後構築すべき支援の体制などの記述を行います。

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