社会福祉士の過去問
第35回(令和4年度)
就労支援サービス 問1

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この過去問の解説 (3件)

01

福祉と就労に関して問われています。

選択肢1. ワークフェアとは、柔軟な労働市場を前提とし、他の労働市場に移動可能な就労支援プログラムを提供するシステムである。

本項はアウトソーシングに関する説明です。

選択肢2. ベーシックインカムとは、権利に基づく福祉給付を得るときに、就労という義務を課す政策である。

本項はワークフェアに関する説明です。

選択肢3. アクティベーションとは、福祉と就労を切り離し、国民に対して最低限の所得保障給付を行う政策である。

本項はベーシックインカムに関する説明です。

選択肢4. ディーセント・ワークとは、働きがいのある、人間らしい仕事のことをいう。

その通りです。

選択肢5. アウトソーシングとは、職場や地域における性別役割分担を見直そうとする考え方である。

本項は男女雇用機会均等法に関する説明です。

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02

社会保障分野で用いられる主なキーワードについては、その意味を理解したうえで記憶しておきましょう。

選択肢1. ワークフェアとは、柔軟な労働市場を前提とし、他の労働市場に移動可能な就労支援プログラムを提供するシステムである。

ワークフェアとは、福祉給付を得るときに就労という義務を課すものです。

選択肢2. ベーシックインカムとは、権利に基づく福祉給付を得るときに、就労という義務を課す政策である。

ベーシックインカムとは、最低所得を保障する政策です。

選択肢3. アクティベーションとは、福祉と就労を切り離し、国民に対して最低限の所得保障給付を行う政策である。

アクティベーションとは、職業訓練などを充実させて勤労意欲の向上を促進させることを意味します。

選択肢4. ディーセント・ワークとは、働きがいのある、人間らしい仕事のことをいう。

ディーセントワークとは、働き甲斐のある、人間らしい仕事のことを意味します。

選択肢5. アウトソーシングとは、職場や地域における性別役割分担を見直そうとする考え方である。

アウトソーシングとは、業務を外部に委託して行うことを意味します。

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03

福祉と就労に関する用語の理解について問う問題です。

選択肢1. ワークフェアとは、柔軟な労働市場を前提とし、他の労働市場に移動可能な就労支援プログラムを提供するシステムである。

適切ではありません。社会保障給付を支給する前に、その代わりに受給者に就労を義務付けることを指します。

選択肢2. ベーシックインカムとは、権利に基づく福祉給付を得るときに、就労という義務を課す政策である。

適切ではありません。ベーシックインカムとは、国民に対して無条件かつ定期的に行う最低限の所得保障給付を指します。

選択肢3. アクティベーションとは、福祉と就労を切り離し、国民に対して最低限の所得保障給付を行う政策である。

適切ではありません。福祉・労働分野における「アクティベーション」とは、何らかの事情により労働市場から遠ざかっている人々を、制裁措置をともなう義務として、仕事または職業訓練・教育プログラムへ参加するよう促す社会政策を指します。

選択肢4. ディーセント・ワークとは、働きがいのある、人間らしい仕事のことをいう。

適切です。記述の通りです。

選択肢5. アウトソーシングとは、職場や地域における性別役割分担を見直そうとする考え方である。

適切ではありません。アウトソーシングとは、業務の全部または一部を外部企業に委託することを指します。

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