社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
社会理論と社会システム 問7

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問題

社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 社会理論と社会システム 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち、囚人のジレンマに関する説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 協力し合うことが互いの利益になるにもかかわらず、非協力への個人的誘因が存在する状況。
  • 一人の人間が二つの矛盾した命令を受けて、身動きがとれない状況。
  • 相手のことをよく知らない人同士が、お互いの行為をすれ違いなく了解している状況。
  • 非協力的行動には罰を、協力的行動には報酬を与えることで、協力的行動が促される状況。
  • 公共財の供給に貢献せずに、それを利用するだけの成員が生まれる状況。

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この過去問の解説 (1件)

01

囚人のジレンマは、非協力への個人的な誘因が存在することを意味します。その意味を正確に記憶しましょう。

選択肢1. 協力し合うことが互いの利益になるにもかかわらず、非協力への個人的誘因が存在する状況。

囚人のジレンマとは、協力することが利益となるにもかかわらず、非協力が個人にとって有利になる状況を指します。

選択肢2. 一人の人間が二つの矛盾した命令を受けて、身動きがとれない状況。

矛盾した命令により身動きが取れない状況はダブルバインドです。

選択肢3. 相手のことをよく知らない人同士が、お互いの行為をすれ違いなく了解している状況。

相互理解を指していると考えられます。

選択肢4. 非協力的行動には罰を、協力的行動には報酬を与えることで、協力的行動が促される状況。

非協力に罰を、協力に報酬を与える状況は選択的誘因といいます。

選択肢5. 公共財の供給に貢献せずに、それを利用するだけの成員が生まれる状況。

公共財を利用するだけで貢献しない人はフリーライダーです。

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