社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
現代社会と福祉 問6

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問題

社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 現代社会と福祉 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「外国人との共生社会の実現に向けたロードマップ」で示された内容として、最も適切なものを1つ選びなさい。

(注)「外国人との共生社会の実現に向けたロードマップ」とは、外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議が2022年(令和4年)6月14日に策定した文書のことである。
  • 在留外国人の出身国籍が多様化する傾向が止まり、南米諸国出身の日系人が在留者の大部分を占めるようになった。
  • 日本社会に活力を取り込むために、高度で専門的な技術・知識を有する者以外の外国人材の受入れを抑制する。
  • 外国人との共生社会は、一人ひとりの外国人が日本社会に適応するための努力をすれば実現可能である。
  • 外国人が安全に安心して暮らせるように、外国人に対する情報発信や相談体制を強化する。
  • 共生社会の実現のために、在留外国人には納税及び社会保険への加入の義務を免除する。

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この過去問の解説 (1件)

01

「外国人との共生社会の実現に向けたロードマップ」において示された主な項目について整理しておきましょう。

選択肢1. 在留外国人の出身国籍が多様化する傾向が止まり、南米諸国出身の日系人が在留者の大部分を占めるようになった。

ロードマップでは、アジア出身者の増加と国籍・地域の多様化が進んでいることが示されています。

選択肢2. 日本社会に活力を取り込むために、高度で専門的な技術・知識を有する者以外の外国人材の受入れを抑制する。

外国人材の受け入れ拡大のために新たな在留資格が創設される必要性が示されています。

選択肢3. 外国人との共生社会は、一人ひとりの外国人が日本社会に適応するための努力をすれば実現可能である。

共生社会の実現には、関係機関が連携して支援する必要性が示されています。

選択肢4. 外国人が安全に安心して暮らせるように、外国人に対する情報発信や相談体制を強化する。

社会保険への加入促進や適正な労働条件の確保などが盛り込まれています。

選択肢5. 共生社会の実現のために、在留外国人には納税及び社会保険への加入の義務を免除する。

在留外国人は、納税及び社会保険への加入義務を免除されることはありません。

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