社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
地域福祉の理論と方法 問7
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問題
社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 地域福祉の理論と方法 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
地域福祉の財源に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 市区町村社会福祉協議会の平均財源構成比(2019年(平成31年))をみると、会費・共同募金配分金・寄付金を合計した財源の比率が最も高い。
- 共同募金は、社会福祉を目的とする事業を経営する者以外にも配分できる。
- 社会福祉法人による地域における公益的な取組とは、地元企業に投資し、法人の自主財源を増やしていくことである。
- 個人又は法人が認定特定非営利活動法人に寄付をした場合は、税制上の優遇措置の対象となる。
- フィランソロピーとは、SNSなどを通じて、自らの活動を不特定多数に発信し寄附金を募る仕組みである。
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この過去問の解説 (1件)
01
地域福祉活動を行ううえで必要な主な財源について整理しておきましょう。
会費や共同募金、寄付金は全体の財源の約1割に過ぎず、補助金が最も大きな割合を占めています。
共同募金は、社会福祉を目的とする事業を行う団体以外には配分されません。
社会福祉法人による公益的な活動は、生活や社会での支援を必要とする人に対して、無償または低料金で提供することが求められています。
認定特定非営利法人に対する寄付には税制上の優遇措置がありますが、通常のNPO法人への寄付にはそのような優遇措置はありません。
フィランソロピーは、企業の自主的な社会貢献活動を指しています。クラウドファンディングは、SNSなどを通じて寄付を募る仕組みです。
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