社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
福祉行財政と福祉計画 問4

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問題

社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 福祉行財政と福祉計画 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

「令和5年版地方財政白書(令和3年度決算)」(総務省)に示された民生費に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 歳出純計決算額は、前年度に比べて減少した。
  • 目的別歳出の割合は、都道府県では社会福祉費よりも災害救助費の方が高い。
  • 目的別歳出の割合は、市町村では児童福祉費よりも老人福祉費の方が高い。
  • 性質別歳出の割合は、都道府県では繰出金よりも人件費の方が高い。
  • 性質別歳出の割合は、市町村では補助費等よりも扶助費の方が高い。

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この過去問の解説 (1件)

01

都道府県と市町村の民生費の歳出割合について整理しておきましょう。

選択肢1. 歳出純計決算額は、前年度に比べて減少した。

歳出純計決算額は、前年度に比べ増加しています。

選択肢2. 目的別歳出の割合は、都道府県では社会福祉費よりも災害救助費の方が高い。

都道府県では災害救助費よりも社会福祉費の割合が高く、災害救助費は1%未満です。

選択肢3. 目的別歳出の割合は、市町村では児童福祉費よりも老人福祉費の方が高い。

市町村の目的別歳出の割合で最も高いのは児童福祉費です。老人福祉費が最も高いのは都道府県です。

選択肢4. 性質別歳出の割合は、都道府県では繰出金よりも人件費の方が高い。

性質別歳出の割合では、都道府県、市町村ともに繰出金の割合が人件費よりも高くなっています。

選択肢5. 性質別歳出の割合は、市町村では補助費等よりも扶助費の方が高い。

市町村の性質別歳出の割合で最も高いのは扶助費です。都道府県では補助費等が最も高くなっています。

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