社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
低所得者に対する支援と生活保護制度 問5

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問題

社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 低所得者に対する支援と生活保護制度 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

事例を読んで、Cさんが生活福祉資金貸付制度を利用する場合の内容に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

〔事例〕
Cさん(50歳)は、R市で一人暮らしをしていたが、会社が倒産し、無職となった。雇用保険(基本手当)の給付を受けていたが、受給期間終了後も再就職先が見つからず、生活が苦しくなったので生活福祉資金貸付制度の総合支援資金を利用したいと思い、R市の社会福祉協議会に相談に訪れた。
  • 貸付を受けるためには、連帯保証人が必須となる。
  • 貸付金の償還が免除されることはない。
  • 離職理由によって、最終貸付日から返済が開始されるまでの据置期間が異なる。
  • 借入れの申込み先は、R市の福祉事務所である。
  • 資金の貸付けを受ける場合には、必要な相談支援を受けることが求められる。

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この過去問の解説 (1件)

01

生活福祉資金貸付制度は、低所得者や高齢者、障害者の生活を経済的に支えるとともに、在宅福祉および社会参加の促進を図ることを目的としています。

 

選択肢1. 貸付を受けるためには、連帯保証人が必須となる。

 生活福祉資金の貸付において連帯保証人が必要な場合もありますが、基本的には総合支援資金を含め連帯保証人は不要です。

選択肢2. 貸付金の償還が免除されることはない。

償還が困難な場合には猶予や免除も可能ですが、手続きが遅れると延滞利子が発生します。

選択肢3. 離職理由によって、最終貸付日から返済が開始されるまでの据置期間が異なる。

据置期間は離職理由にかかわらず一定です。

選択肢4. 借入れの申込み先は、R市の福祉事務所である。

貸付の申込み先は市町村社会福祉協議会です。

選択肢5. 資金の貸付けを受ける場合には、必要な相談支援を受けることが求められる。

資金貸付と合わせて、民生委員が世帯に対する相談支援を行います。

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