社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
相談援助の基盤と専門職 問1

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問題

社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 相談援助の基盤と専門職 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

社会福祉士及び介護福祉士法における社会福祉士の義務等に関連する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 後継者の育成に努めなければならない。
  • 秘密保持義務として、その業務に関して知り得た人の秘密は、いかなる理由があっても開示してはならない。
  • 社会福祉士の信用を傷つけるような行為を禁じている。
  • 社会福祉士ではなくとも、その名称を使用できる。
  • 誠実義務の対象は、福祉サービスを提供する事業者とされている。

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この過去問の解説 (1件)

01

社会福祉士及び介護福祉士法における社会福祉士の義務について整理しておきましょう。

 

選択肢1. 後継者の育成に努めなければならない。

資質向上の責任については、「社会福祉を取り巻く環境の変化に応じて業務内容が変化するため、相談援助に関する知識や技術の向上に努める必要がある」とされています。

選択肢2. 秘密保持義務として、その業務に関して知り得た人の秘密は、いかなる理由があっても開示してはならない。

秘密保持の義務は、「正当な理由がない限り、業務で知り得た他者の秘密を漏らしてはならない」と定められています。

選択肢3. 社会福祉士の信用を傷つけるような行為を禁じている。

信用失墜行為の禁止については、「社会福祉士の信用を損なうような行為をしてはいけない」とされています。

選択肢4. 社会福祉士ではなくとも、その名称を使用できる。

社会福祉士以外の者がその名称を使用することはできず、これに違反すると最大で30万円の罰金が科せられる可能性があります。

選択肢5. 誠実義務の対象は、福祉サービスを提供する事業者とされている。

誠実義務の対象はクライエントに対するものです。

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