社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
相談援助の基盤と専門職 問5

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

この過去問の解説 (1件)

01

ソーシャルワークの発展に寄与した人物が提唱した主な事柄を整理しておきましょう。

 

選択肢1. レヴィ(Levy, C.)は、倫理とは、人間関係とその交互作用に対して価値が適用されたものであるとした。

レヴィは「倫理」について、人間関係およびその相互作用に適用されるものであるとしました。

選択肢2. トール(Towle, C.)は、ジェネラリストの観点からソーシャルワークの統合化を図り、ジェネラリスト・ソーシャルワークを提唱した。

トールは診断主義ケースワークの発展に寄与した人物です。

選択肢3. アプテカー(Aptekar, H.)は、相互連結理論アプローチを提唱し、それぞれの理論は相互に影響を及ぼし合い、結びついていると論じた。

相互連結理論アプローチを提唱したのはターナーで、その業績は「ソーシャルワーク・トリートメント」という書籍にまとめられています。

選択肢4. ジョンソン(Johnson, L.)は、社会的目標を達成するために不可欠な要素として、4つの基本的ニーズを提示した。

ジョンソンはジェネラリストの観点からソーシャルワークを統合し、ジェネラリスト・ソーシャルワークを体系化しました。

選択肢5. ターナー(Turner, F.)は、機能主義の立場に立ちつつ、診断主義の理論を積極的に取り入れ、ケースワークとカウンセリングを区別した。

機能主義の立場を取りつつ、診断主義理論を積極的に取り入れ、ケースワークとカウンセリングの区別を行ったのはアプテカーです。

参考になった数8