社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
相談援助の理論と方法 問6

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問題

社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 相談援助の理論と方法 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

ソーシャルワークのプランニングにおける、目標の設定とクライエントの意欲に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • ソーシャルワーカーが、独自の判断で高い目標を設定すると、クライエントの意欲は高まる。
  • クライエントが自分でもできそうだと思う目標を段階的に設定すると、クライエントの意欲は低下する。
  • クライエントが具体的に何をすべきかがわかる目標を設定すると、クライエントの意欲が高まる。
  • クライエントにとって興味がある目標を設定すると、クライエントの意欲は低下する。
  • 最終的に実現したい生活像とは切り離して目標を設定すると、クライエントの意欲が高まる。

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この過去問の解説 (1件)

01

プランニングの手法について、その目標の設定方法と目標に基づくクライエントの意欲の高め方などについて整理しておきましょう。

選択肢1. ソーシャルワーカーが、独自の判断で高い目標を設定すると、クライエントの意欲は高まる。

目標設定はクライエントと協議しながら行います。

選択肢2. クライエントが自分でもできそうだと思う目標を段階的に設定すると、クライエントの意欲は低下する。

段階的に小さな目標を設定するシェーピング法が重要で、努力すれば達成可能な目標にすることが大切です。

選択肢3. クライエントが具体的に何をすべきかがわかる目標を設定すると、クライエントの意欲が高まる。

クライエントがすべきことが具体的にわかる目標設定は、主体的行動を促します。

選択肢4. クライエントにとって興味がある目標を設定すると、クライエントの意欲は低下する。

クライエントが興味を持つ目標を設定すると意欲が高まります。

選択肢5. 最終的に実現したい生活像とは切り離して目標を設定すると、クライエントの意欲が高まる。

最終的に望む生活に向けた目標は意欲を向上させます。

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