社会福祉士 過去問
第36回(令和5年度)
問118 (相談援助の理論と方法 問21)

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問題

社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 問118(相談援助の理論と方法 問21) (訂正依頼・報告はこちら)

ソーシャルワークの面接技術に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 明確化によって、クライエントに特別な行動をするように伝えて、課題解決を促す。
  • 言い換えによって、クライエントの話す内容や感情を別の言葉で表現し、気づきを促す。
  • 閉じられた質問によって、クライエントが自由に話すのを促す。
  • 要約によって、より多くの情報を収集するために、クライエントの自己開示を促す。
  • 問題への直面化によって、クライエントとの信頼関係を構築する。

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この過去問の解説 (3件)

01

ソーシャルワークの面接技術である、明確化、言い換え、要約などについて整理しておきましょう。

選択肢1. 明確化によって、クライエントに特別な行動をするように伝えて、課題解決を促す。

 明確化はクライエントの感情や問題のポイントを明らかにすることを指し、具体的な方法を教えることではありません。

選択肢2. 言い換えによって、クライエントの話す内容や感情を別の言葉で表現し、気づきを促す。

言い換えとは、クライエントの言葉を別の表現に置き換えることを意味し、クライエントが新しい気づきを得られるように促します。

選択肢3. 閉じられた質問によって、クライエントが自由に話すのを促す。

クライエントが自由に話せる質問は開かれた質問であり、閉じられた質問は、「はい」「いいえ」で答えられるものです。

選択肢4. 要約によって、より多くの情報を収集するために、クライエントの自己開示を促す。

要約はクライエントの話の要点をまとめる技法であり、情報収集を目的としたものではありません。

選択肢5. 問題への直面化によって、クライエントとの信頼関係を構築する。

直面化は、クライエントの矛盾に気づきを促す技法ですが、難易度が高く、適切に使わないと信頼関係を損なう可能性があります。

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02

ソーシャルワーカーはクライエントと面接する場面も多くありますが、全てのクライエントが自分自身の力だけで語る事は難しいです。クライエントから必要な情報や意図的な語りを引き出すために、ソーシャルワーカーは様々な面接技術を活用する事となります。

選択肢1. 明確化によって、クライエントに特別な行動をするように伝えて、課題解決を促す。

✕ 明確化とはクライエントが自分の思いをうまく表出できない時に、ソーシャルワーカーがその思いを汲み取り、クライエントに代わって言語化して表出する事を言います。

選択肢2. 言い換えによって、クライエントの話す内容や感情を別の言葉で表現し、気づきを促す。

〇 選択肢の通りです。クライエントの話す内容や感情を別の言葉で言い換えてソーシャルワーカーが表現する事で、クライエントが新たな気付きを得る事に繋がる事があります。

選択肢3. 閉じられた質問によって、クライエントが自由に話すのを促す。

✕ 閉じられた質問とは、「はい・いいえ」で答えられる質問の事を言います。クライエントが自由に話す事を促すのであれば「開かれた質問」を活用する事が適しています。

選択肢4. 要約によって、より多くの情報を収集するために、クライエントの自己開示を促す。

✕ 要約はクライエントが話した内容をソーシャルワーカーが簡潔にまとめて言語化する事を言います。これまで聞き取った内容をまとめる技術のため、より多くの情報を収集するために使用する技術ではありません。

選択肢5. 問題への直面化によって、クライエントとの信頼関係を構築する。

✕ 問題への直面化は、クライエントの取っている行動や言動などの問題点をあえて指摘し、それに対して向き合わせようとする行動も含まれます。クライエントとの信頼関係が築けていない場合、関係性が破綻してしまう可能性も高い面接技術のため、信頼関係は問題の直面化の前に構築しておく必要があり、問題の直面化を通して構築する事ではありません。

参考になった数13

03

ソーシャルワークの面接技術は、クライエントとの信頼関係を築き、効果的な支援を行うために非常に重要です。

選択肢1. 明確化によって、クライエントに特別な行動をするように伝えて、課題解決を促す。

×

明確化は、 クライエントが表現しきれない思いや感情を、ソーシャルワーカーが言語化して返す技法ですが、特別な行動を指示することではありません。

選択肢2. 言い換えによって、クライエントの話す内容や感情を別の言葉で表現し、気づきを促す。

言い換えは、クライエントの言葉を別の表現に置き換えることで、クライエントが新たな気づきを得る手助けをする技法です。

選択肢3. 閉じられた質問によって、クライエントが自由に話すのを促す。

×

閉じられた質問は「はい」や「いいえ」で答えられる質問であり、クライエントの自由な発言を促すものではありません。

選択肢4. 要約によって、より多くの情報を収集するために、クライエントの自己開示を促す。

×

要約は、クライエントの話した内容を整理して返す技法ですが、自己開示を促すためのものではなく、情報を整理するためのものです。

選択肢5. 問題への直面化によって、クライエントとの信頼関係を構築する。

×

直面化は、クライエントの言葉と感情や行動の不一致を指摘し、内面的な葛藤に直面させる技法です。信頼関係を構築するための直接的な方法ではありません。

まとめ

ソーシャルワークの面接技術における基本的な面接技術や目的について内容を整理しておきましょう。

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