社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
相談援助の理論と方法 問21

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問題

社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 相談援助の理論と方法 問21 (訂正依頼・報告はこちら)

ソーシャルワークの面接技術に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 明確化によって、クライエントに特別な行動をするように伝えて、課題解決を促す。
  • 言い換えによって、クライエントの話す内容や感情を別の言葉で表現し、気づきを促す。
  • 閉じられた質問によって、クライエントが自由に話すのを促す。
  • 要約によって、より多くの情報を収集するために、クライエントの自己開示を促す。
  • 問題への直面化によって、クライエントとの信頼関係を構築する。

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この過去問の解説 (1件)

01

ソーシャルワークの面接技術である、明確化、言い換え、要約などについて整理しておきましょう。

選択肢1. 明確化によって、クライエントに特別な行動をするように伝えて、課題解決を促す。

 明確化はクライエントの感情や問題のポイントを明らかにすることを指し、具体的な方法を教えることではありません。

選択肢2. 言い換えによって、クライエントの話す内容や感情を別の言葉で表現し、気づきを促す。

言い換えとは、クライエントの言葉を別の表現に置き換えることを意味し、クライエントが新しい気づきを得られるように促します。

選択肢3. 閉じられた質問によって、クライエントが自由に話すのを促す。

クライエントが自由に話せる質問は開かれた質問であり、閉じられた質問は、「はい」「いいえ」で答えられるものです。

選択肢4. 要約によって、より多くの情報を収集するために、クライエントの自己開示を促す。

要約はクライエントの話の要点をまとめる技法であり、情報収集を目的としたものではありません。

選択肢5. 問題への直面化によって、クライエントとの信頼関係を構築する。

直面化は、クライエントの矛盾に気づきを促す技法ですが、難易度が高く、適切に使わないと信頼関係を損なう可能性があります。

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