社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
高齢者に対する支援と介護保険制度 問6

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 高齢者に対する支援と介護保険制度 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

介護保険制度における厚生労働大臣の役割に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 要介護認定の審査及び判定に関する基準を定める。
  • 要介護者等に対する介護給付費の支給決定を行う。
  • 介護支援専門員実務研修を実施する。
  • 介護給付等費用適正化事業を実施する。
  • 財政安定化基金を設置する。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

介護保険制度における国(厚生労働大臣)、都道府県、市町村のそれぞれの役割について整理しておきましょう。

選択肢1. 要介護認定の審査及び判定に関する基準を定める。

要介護認定の審査と判定基準は厚生労働大臣が決定します。

選択肢2. 要介護者等に対する介護給付費の支給決定を行う。

要介護給付費の支給決定は市町村長が行います。市町村は基礎的な自治体として、住民サービスを提供します。

選択肢3. 介護支援専門員実務研修を実施する。

介護支援専門員の実務研修は都道府県が実施します。専門職の確保や研修、基盤整備は都道府県が担う役割です。

選択肢4. 介護給付等費用適正化事業を実施する。

介護給付等費用適正化事業には認定調査状況の確認やケアプランの点検が含まれ、市町村が実施します。

選択肢5. 財政安定化基金を設置する。

財政安定化基金は、赤字を防ぐために都道府県が設置します。財源は国、都道府県、市町村が均等に負担します。

参考になった数4