社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
更生保護制度 問1
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問題
社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 更生保護制度 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
事例を読んで、この場合の仮釈放の手続きに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事例〕
裁判所の判決で3年の懲役刑を言い渡されて、刑事施設に収容されていたJさんは、仮釈放の審理の対象となった。
〔事例〕
裁判所の判決で3年の懲役刑を言い渡されて、刑事施設に収容されていたJさんは、仮釈放の審理の対象となった。
- 仮釈放の要件として、刑の執行から最短でも2年を経過している必要がある。
- 仮釈放の要件として、改悛(かいしゅん)の状があることがある。
- 仮釈放を許す処分を決定するのは、地方裁判所の裁判官である。
- 仮釈放の対象となるのは、初めて刑事施設に入った者に限られる。
- 仮釈放の期間中、Jさんの希望により、保護観察が付される。
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この過去問の解説 (1件)
01
仮釈放になる際の手続きについて整理しておきましょう。
仮釈放の要件は、有期刑の場合は刑期の3分の1、無期刑の場合は10年経過が条件です。
改悛の状があることが仮釈放の要件となります。
仮釈放は矯正施設の長の申し出を受け、地方更生保護委員会が決定します。
仮釈放には「初めて刑事施設に入った者」という要件はありません。
仮釈放者は仮釈放期間中、必ず保護観察に付されます。
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