社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
更生保護制度 問3

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問題

社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 更生保護制度 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

事例を読んで、社会復帰調整官の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

〔事例〕
精神保健観察中のKさんは、地域生活を送っている中で家族関係が悪化し、仕事にも行けなくなってきた。保護観察所は、関係機関の担当者とともにケア会議を開催し、Kさんの状態の情報共有と今後の処遇について話し合った。
  • Kさんが継続的に医療を受けるよう、保護司に指導を指示する。
  • 指定通院医療機関への通院状況を確認する。
  • 精神保健観察の期間延長を決定する。
  • 指定入院医療機関に入院させることを決定する。
  • 今回作成する処遇の実施計画の内容をKさんに秘匿することを決定する。

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この過去問の解説 (1件)

01

社会復帰調整官の役割や業務内容について整理しておきましょう。

選択肢1. Kさんが継続的に医療を受けるよう、保護司に指導を指示する。

保護司は医療観察法の処遇には関わりません。

選択肢2. 指定通院医療機関への通院状況を確認する。

精神保健観察は、医療を受けているかや生活状況を見守ることで行われます。

選択肢3. 精神保健観察の期間延長を決定する。

精神保健観察の延長は裁判所が決定します。

選択肢4. 指定入院医療機関に入院させることを決定する。

指定入院医療機関への入院は裁判所が決定します。

選択肢5. 今回作成する処遇の実施計画の内容をKさんに秘匿することを決定する。

処遇の実施計画の内容は本人に十分説明されます。

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