社会福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問15 (社会学と社会システム 問3)

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問題

社会福祉士試験 第37回(令和6年度) 問15(社会学と社会システム 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

「過疎関連法」及び「令和4年度版過疎対策の現況」(総務省)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
(注)「過疎関連法」とは、現行の「過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法」に至る一連の過疎関連の法律である。
  • 2020年(令和2年)国勢調査時点の過疎地域の産業別就業人口割合は、第一次産業就業者数が5割を超えている。
  • 2020年(令和2年)国勢調査時点の過疎地域の人口は、全人口の2割に満たない。
  • 2023年(令和5年)4月1日時点の過疎地域の市町村数は、全市町村数の4割に満たない。
  • 2020年(令和2年)国勢調査時点の過疎地域の高齢化率は、全国平均よりも低い。
  • 過疎地域とは、人口減少率によって定義されてきた。

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この過去問の解説 (1件)

01

現代日本では、都市部への人口流出が進んでおり、それに伴って過疎地域が増加してきました。

選択肢1. 2020年(令和2年)国勢調査時点の過疎地域の産業別就業人口割合は、第一次産業就業者数が5割を超えている。

✕ 過疎地域における第一次産業就業者数は減少を続けており、2020年国勢調査時点では3.5%となっています。

選択肢2. 2020年(令和2年)国勢調査時点の過疎地域の人口は、全人口の2割に満たない。

〇 2020年国勢調査時点での過疎地域の人口割合は、全人口の9.3%となっています。

選択肢3. 2023年(令和5年)4月1日時点の過疎地域の市町村数は、全市町村数の4割に満たない。

✕ 2023年4月1日時点の過疎地域の市町村数は、全市町村数の51.5%を占めています。

選択肢4. 2020年(令和2年)国勢調査時点の過疎地域の高齢化率は、全国平均よりも低い。

✕ 2020年の国勢調査時点において、全国の高齢化率の平均は28.0%となっています。それに対して過疎地域の高齢化率は39.7%となっており、大幅に上回っています。

選択肢5. 過疎地域とは、人口減少率によって定義されてきた。

✕ 過疎地域とは「人口要件」と「財政力要件」を満たしている地域の事を言います。過疎地域の定義は、過疎関連法第2条に規定があります。

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