社会福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問49 (地域福祉と包括的支援体制 問7)
問題文
事例を読んで、A市社会福祉協議会の地区担当のB職員(社会福祉士)の今後の対応として、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
Cさん(20歳、知的障害)は、特別支援学校を卒業後、市内にある知的障害者通所施設に通っているが、地域の活動にも参加したいと思っている。そこでCさんの両親は、社会福祉協議会が主催する地区の住民懇談会に参加した際に、息子が参加できるような地域活動はないかとBに相談をした。Bは、この地区では高齢化が進み、地域活動の担い手の減少によって継続が困難となっており、商店も人手不足による閉店が増えていると感じている。
〔事例〕
Cさん(20歳、知的障害)は、特別支援学校を卒業後、市内にある知的障害者通所施設に通っているが、地域の活動にも参加したいと思っている。そこでCさんの両親は、社会福祉協議会が主催する地区の住民懇談会に参加した際に、息子が参加できるような地域活動はないかとBに相談をした。Bは、この地区では高齢化が進み、地域活動の担い手の減少によって継続が困難となっており、商店も人手不足による閉店が増えていると感じている。
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問題
社会福祉士試験 第37回(令和6年度) 問49(地域福祉と包括的支援体制 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
事例を読んで、A市社会福祉協議会の地区担当のB職員(社会福祉士)の今後の対応として、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
Cさん(20歳、知的障害)は、特別支援学校を卒業後、市内にある知的障害者通所施設に通っているが、地域の活動にも参加したいと思っている。そこでCさんの両親は、社会福祉協議会が主催する地区の住民懇談会に参加した際に、息子が参加できるような地域活動はないかとBに相談をした。Bは、この地区では高齢化が進み、地域活動の担い手の減少によって継続が困難となっており、商店も人手不足による閉店が増えていると感じている。
〔事例〕
Cさん(20歳、知的障害)は、特別支援学校を卒業後、市内にある知的障害者通所施設に通っているが、地域の活動にも参加したいと思っている。そこでCさんの両親は、社会福祉協議会が主催する地区の住民懇談会に参加した際に、息子が参加できるような地域活動はないかとBに相談をした。Bは、この地区では高齢化が進み、地域活動の担い手の減少によって継続が困難となっており、商店も人手不足による閉店が増えていると感じている。
- Cさんから得意なことや、やってみたいことを聞き、この地区の中で活用できる社会資源を探す。
- 地域住民に対して、知的障害者に対するサービスを立ち上げるように促す。
- Cさんに対して、施設通所を一時休ませて、地域活動に参加するよう助言する。
- Cさんに対して、商店の後継者となれるように経営の技術を学んでもらう。
- 地域活動や商店の状況を把握し、Cさんのような人々の力を生かせる活動を地域住民と考える。
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この過去問の解説 (1件)
01
本設問では地域の問題解決について、専門職の視点を持った上で支援内容を考える事が必要となります。本人の意思に基づいた支援や、住民主体で問題解決に取り組めるよう支援する事が必要です。
〇 Cさんが前向きな気持ちで活動に取り組めるようにするために、Cさんが興味を持っている事を知る事は重要です。
✕ 知的障害者に対するサービスが地域に不足しているという記述はありません。そのため、地域住民にサービスを立ち上げるよう促す事は、適切な内容とは言えません。
✕ Cさんは地域活動に参加したいとは考えていますが、知的障害者通所施設に通う事に不満を持っている訳ではありません。施設通所を休ませるよう助言する事は不適切です。
✕ 後継者不足などが原因で、商店が閉店してしまう事は地区の問題となっていますが、Cさんが後継者になりたいと考えている記述はありません。Cさんの意思を確認せず、後継者になるため経営の技術を学ばせる事は、適切な内容とは言えません。
〇 地域活動の担い手の減少や、後継者不足による商店の閉店などが、地区の問題となっているとB職員は感じています。それらの状況を確認し、住民主体でその問題を協働して解決していけるよう働きかけているため、適切な内容であると言えます。
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