社会福祉士 過去問
第37回（令和6年度）
問54 (障害者福祉 問3)

不適切。
措置入院とは、自傷他害の恐れがある場合に行われるものです。

不適切。
緊急措置入院とは、措置入院の要件に該当し、なおかつ急速な入院の必要性が条件となります。

設問の通り。

医療保護入院とは、医療と保護のために入院の必要があると診断された場合に対象となります。本人から入院に対しての同意が得られれない場合に「家族等の同意」を得て行うものです。

不適切。
任意入院とは、本人が入院に同意して行われるものです。

不適切。
応急入院とは、医療と保護のために入院の必要があり、急速を要する場合に行われるものです。

措置入院は、精神疾患のために自傷他害の恐れがある場合に、都道府県知事の措置で行う入院を言います。Aさんは家具を壊すなどの行為がありますが、自傷他害の状態にはありません。

緊急措置入院は、緊急を要するために精神保健指定医一人の診察で行われる措置入院を言います。措置入院とは違い、 72 時間の入院に制限されています。

医療保護入院は、本人の同意がない場合に家族等の同意によって行われる入院です。「やむを得ず母親の同意によって即日入院してもらうことになった」ということから、医療保護入院と思われます。

任意入院は、本人の同意によって行われる入院を言います。Aさんからは「応答が得られなかった」ということなので、任意入院とは言えません。

応急入院は、本人、家族等からの同意が得られなかった場合に行われる入院を言います。