社会福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問116 (ソーシャルワークの理論と方法(専門) 問2)
問題文
事例を読んで、A相談支援事業所のB相談支援専門員(社会福祉士)がCさんや同僚とともに取り組んだ実践として、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
Bは、担当するCさん(35歳)から相談を受けた。D市に住むCさんは難病で重度訪問介護を利用しており、自宅から外出することは難しい状態である。Cさんはパソコンスキルには自信があるが、在宅の重度の障害者には就労の機会がほとんどないことをBに訴えた。Bは、同僚とともにCさんと同様の重度の障害がある人達の自宅を訪問して話を聞いた。そして、Cさんらとともに重度障害者の就労の機会を増やしていくことについて行政に協力を呼び掛けた。
〔事例〕
Bは、担当するCさん(35歳)から相談を受けた。D市に住むCさんは難病で重度訪問介護を利用しており、自宅から外出することは難しい状態である。Cさんはパソコンスキルには自信があるが、在宅の重度の障害者には就労の機会がほとんどないことをBに訴えた。Bは、同僚とともにCさんと同様の重度の障害がある人達の自宅を訪問して話を聞いた。そして、Cさんらとともに重度障害者の就労の機会を増やしていくことについて行政に協力を呼び掛けた。
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問題
社会福祉士試験 第37回(令和6年度) 問116(ソーシャルワークの理論と方法(専門) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
事例を読んで、A相談支援事業所のB相談支援専門員(社会福祉士)がCさんや同僚とともに取り組んだ実践として、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
Bは、担当するCさん(35歳)から相談を受けた。D市に住むCさんは難病で重度訪問介護を利用しており、自宅から外出することは難しい状態である。Cさんはパソコンスキルには自信があるが、在宅の重度の障害者には就労の機会がほとんどないことをBに訴えた。Bは、同僚とともにCさんと同様の重度の障害がある人達の自宅を訪問して話を聞いた。そして、Cさんらとともに重度障害者の就労の機会を増やしていくことについて行政に協力を呼び掛けた。
〔事例〕
Bは、担当するCさん(35歳)から相談を受けた。D市に住むCさんは難病で重度訪問介護を利用しており、自宅から外出することは難しい状態である。Cさんはパソコンスキルには自信があるが、在宅の重度の障害者には就労の機会がほとんどないことをBに訴えた。Bは、同僚とともにCさんと同様の重度の障害がある人達の自宅を訪問して話を聞いた。そして、Cさんらとともに重度障害者の就労の機会を増やしていくことについて行政に協力を呼び掛けた。
- パーソナライゼーション
- リファーラル
- ソーシャルアクション
- スクリーニング
- アウトリーチ
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この過去問の解説 (1件)
01
ソーシャルワークの実践モデルを理解しているかが問われている問題です。
ソーシャルワークの実践モデルは数多くありますが、
まずは、この問題に出てきたものを整理していきましょう。
×:誤りです。
パーソナライゼーションは、個別のニーズに応じたサービスを提供することです。
Bさんは、Cさんのニーズを受けて行動していますが、
Cさんへ直接サービス提供しているわけではありません。
×:誤りです。
リファーラルは、クライアントを適切な専門機関やサービスにつなぐことです。
Bさんは、Cさんを直接専門機関に結び付けているわけではありません。
○:正しいです。
ソーシャルアクションは、社会に対して働きかけ、
政策の変更や環境の改善を促すことです。
事例では、まさに社会に訴えかけています。
×:間違いです。
スクリーニングは、一定の条件やリスクを持つ人を見つけるための予防的な評価です。
支援を必要とする可能性のある人を早期に発見し、適切な支援につなげるためのものとも言えます。
Bさんは、Cさんを直接支援に結び付けているわけではありません。
(備考)
スクリーニングは、重症度によって振り分けるトリアージとは区別されます。
○:正しいです。
アウトリーチは、申請主義と対極にあるもので、
ニーズがあるところにワーカーが赴いてアセスメントをしたり、
ニーズを拾ったり、支援をしたりすることです。
事例では「重度の障害がある人達の自宅を訪問して話を聞いた」
とあり、Cさんの仲間を集めました。
まさにアウトリーチがなされています。
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