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社労士の過去問 第47回(平成27年度) 社労士 | 社会保険労務士試験 択一式 問34

問題

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我が国の企業における人材マネジメントの変化に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
なお、本問は、「平成26年版労働経済白書(厚生労働省)」を参照しており、当該白書または当該白書が引用している調査による用語及び統計等を利用している。
   1 .
1990年から2010年までの我が国の就業者の職業構造の変化をみると、生産工程・労務作業者が就業者に占める割合は大きく低下している一方で、管理的職業従事者、専門的・技術的職業従事者やサービス職業従事者ではその割合が上昇している。
   2 .
人材マネジメントの基本的な考え方として、「仕事」をきちんと決めておいてそれに「人」を当てはめるという「ジョブ型」雇用と、「人」を中心にして管理が行われ、「人」と「仕事」の結びつきはできるだけ自由に変えられるようにしておく「メンバーシップ型」雇用があり、「メンバーシップ型」が我が国の正規雇用労働者の特徴であるとする議論がある。
   3 .
企業の正規雇用労働者の管理職の育成・登用方針についてみると、内部育成・昇進を重視する企業が多数派になっており、この割合を企業規模別にみても、同様の傾向がみられる。
   4 .
我が国の企業は、正規雇用労働者について、新規学卒者を採用し、内部育成・昇進させる内部労働市場型の人材マネジメントを重視する企業が多数であり、「平成24年就業構造基本調査( 総務省 )」を用いて、60歳未満の正規雇用労働者(役員を含む)に占める転職経験がない者の割合をみると6割近くになっている。
   5 .
グローバル化によって激しい国際競争にさらされている業種が、外国からの安価な輸入財に価格面で対抗しようとして、人件費抑制の観点からパートタイム労働者比率を高めていることが確認された。
( 社労士試験 第47回(平成27年度) 択一式 問34 )
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この過去問の解説 (3件)

7
正解は、5.が誤りです。
「平成26年版労働経済白書(厚生労働省)」からの出題です。

1.〇 1990年から2010年までの我が国の就業者職業構造の変化の正しい設問です。

2.〇 「ジョブ型」・「メンバーシップ型」雇用の特徴に関する正しい出題です。

3.〇 企業の正規雇用労働者の管理職の育成・登用方針についてみてみますと、「内部育成」や「昇進」を重視する企業が多いとなっています。

4.〇 60歳未満の正規雇用労働者に占める転職経験がない者の割合は、6割近くとなっています。

5.× 「人件費抑制の観点」ではなく、「企業業績」となります。

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3
1.「生産労務従事者が就業者に占める割合は大きく低下している一方で、管理、専門・技術職やサービス職ではその割合が上昇していることが分かり、ITを始めとする技術が職種構造に影響を与えている可能性が示唆される。」としています。

2.「人材マネジメントの基本的な考え方として、「仕事」をきちんと決めておいてそれに「人」を当てはめるという「ジョブ型」雇用と、「人」を中心にして管理が行われ、「人」と「仕事」の結びつきはできるだけ自由に変えられるようにしておく「メンバーシップ型」雇用があり、「メンバーシップ型」が日本の正規雇用労働者の特徴であるとする議論もある」としています。

3.「企業の正規雇用労働者の管理職の育成・登用方針についてみると、内部育成・昇進を重視する企業が約7割であるのに対し、経験人材の外部調達を重視する企業は1割以下となっている。企業規模別にみると、経験人材の外部調達を重視する企業の割合は企業規模が小さくなるほど高くなっているが、99人以下の小規模企業でも1割程度にとどまっている。また、産業別にみると、教育,学習支援業、医療,福祉、運輸業,郵便業で経験人材の外部調達を重視する企業の割合が比較的高くなっている。」としています。

4.「我が国においては、正規雇用労働者については、新規学卒者を採用し、内部育成・昇進させる内部労働市場型の人材マネジメントを重視する企業が多数であり、転職経験が無い者は、60歳未満の正規雇用労働者(役員を含む)3,280万人のうち、57%を占める1,870万人となっている。 」としています。

5.「輸入浸透率が高い業種、すなわち貿易を通じて国際競争に厳しくさらされる企業が、必ずしもパートタイム労働者比率を高めて、それに対応しているわけではないことが分かる。」としています。

3
正解は 5 です。

「平成26年版労働経済白書」(厚生労働省)からの出題です。


1・5. P82
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/14/dl/14-1-2_01.pdf
より、1は正答ですが、5に関しては必ずしもパートタイム労働者比率は上がっているわけではないことがわかるので誤りですね。


2・3・4 P94~P97
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/14/dl/14-1-2_02.pdf
より、それぞれの内容が確認できますね。

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