測量士補の過去問
平成27年度(2015年)
問6
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問題
測量士補試験 平成27年度(2015年) 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
平面直角座標系上において、点Pは、点Aから方向角が230°00′00″、平面距離が1,000.00 mの位置にある。点Aの座標値を、X=-100.00 m,Y=-500.00 mとする場合点Pの座標値は幾らか。最も近いものを次の中から選べ。
なお、関数の数値が必要な場合は、巻末の関数表を使用すること。
なお、関数の数値が必要な場合は、巻末の関数表を使用すること。
- X=-1,266.04 m、 Y=-742.79 m
- X=-866.04 m、 Y=-1,142.79 m
- X=-742.79 m、 Y=-1,266.04 m
- X=-666.04 m、 Y=-142.79 m
- X=-642.79 m、 Y=-766.04 m
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この過去問の解説 (4件)
01
解答 X=-742.79 m、 Y=-1,266.04 m
解説
「座標軸が数学座標と逆」であることと、「方向角はX軸から右回りの角度」であることに注意すると、この問題は三角関数を使った計算で解けます。
点Pの座標位置を求めるためには、点PからX軸に垂線を下した点Oを含めた三角形PAOの内角を求めて、三角関数を用いて計算します。
∠PAO = 230°-180°= 50°
三角形PAOにおける、辺OAと辺OPの長さを求めると、
OA=1,000m × cos50°= 1,000m × 0.64279 = 642.79m
OP=1,000m × sin50°= 1,000m × 0.76604 = 766.04m
sinとcosの値は三角関数表を用いることに注意してください。
また、符号はX,Y座標共にマイナスです。
A点の座標値にこの長さを加えると、P点の座標値になります。
X座標 = -100 m + -642.79m = -742.79m
Y座標 = -500 m + -766.04m = -1,266.04m
よって、点Pの座標値は、(-742.79,-1,266.04)となります。
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02
測量士補の問題は
座標軸が数学座標と逆、方向角はX軸から右回りの角度の2点を注意して解いていきます
∠PAO = 230°-180°= 50°
三角形PAOについて解きます
OA=1,000.00m × cos50°= 1,000.00m × 0.64279 = 642.79m
OP=1,000.00m × sin50°= 1,000.00m × 0.76604 = 766.04m
問題文のA点の座標値に上記を加えます。
X座標 = -100.00 m + -642.79m = -742.79m
Y座標 = -500.00 m + -766.04m = -1,266.04m
よって正解は X=-742.79 m、 Y=-1,266.04 m となります。
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03
解答:X=-742.79 m、 Y=-1,266.04 m
解説
X = -100m + 1,000m*-cos230°
= -100m + 1,000m*-cos(230°-180°)
= -100m + 1,000m*(-cos50°)
= -100m + 1,000m*(-0.64279)
= -742.79m
Y = -500m + 1,000m*-sin230°
= -500m + 1,000m*-sin(230°-180°)
= -500m + 1,000m*(-sin50°)
= -500m + 1,000m*(-0.76604)
= -1,266.04m
公式を覚えるだけでなく、図を描いて整理すれば理解が進むと思います。
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04
基準点測量の座標に関する問題です。
まず、∠PAO = 230°-180°= 50°
次に、三角形PAOにおける、辺OP・OAの長さを求めます。
OA = 1,000.00m × cos50°= 1,000.00m × 0.64279 = 642.79m
OP = 1,000.00m × sin50°= 1,000.00m × 0.76604 = 766.04m
問題文中のA点の座標値にこれを加え、P点の座標値を計算します。
X座標 = -100.00m + -642.79m = -742.79m
Y座標 = -500.00m + -766.04m = -1,266.04m
したがって、点Pの座標値は、(-742.79,-1,266.04)となります。
座標軸が数学座標と逆であること、方向角はX軸から右回りの角度であることに注意してください。
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