測量士補の過去問
平成27年度(2015年)
問14
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問題
測量士補試験 平成27年度(2015年) 問14 (訂正依頼・報告はこちら)
細部測量において、基準点Aにトータルステーションを整置し、点Bを観測したときに2′30″の方向誤差があった場合、点Bの水平位置の誤差は幾らか。最も近いものを次の中から選べ。
ただし、点A,B間の水平距離は92 m、角度1ラジアンは2″×105とする。
ただし、点A,B間の水平距離は92 m、角度1ラジアンは2″×105とする。
- 46 mm
- 50 mm
- 54 mm
- 61 mm
- 69 mm
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この過去問の解説 (4件)
01
解説
角度のズレと水平距離で水平位置の誤差を求める問題です。
2′30″ = 150″
2″×100000″ = 200000″
であるので、ラジアンを用いて計算すると、
92 m × 150″ / 200000″ = 0.069 m
したがって、69㎜ となる。
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02
AからBの距離が92mあり、方向誤差が2’30”ある場合どれくらいずれますか?という問題です。
90°や180°など、数学でよく使う角度の表し方を度数法
円(扇形)の孤の長さ(L)÷円の半径(r)」によって求められる値のことをラジアン(弧度法)
測量における角度の表記は度分秒(30°5’20” など)
上記を整理しておきましょう
問題文で1ラジアンの数値が提示されているため、それを使用して度分秒からラジアンに変換して計算します。
92 m × 150″(2'30") / 200000″ = 0.069 m
よって正解は 5 となります。
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03
解説
測量器械で測角されるのは度分秒ですので、誤差を計算する場合はラジアンに変換して行います。
半径を92mとする円の円弧長rと弦BCを近似的に等しいと考えて計算を行います。
92m*2′30″/200000″ = 92*150/200000 = 92*3/4000 = 0.069m
0.069m = 69mm となります。
以上のことから、答えは選択肢の5となります。
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04
角度のズレと水平距離で水平位置の誤差を求める問題です。
ラジアンを用いて計算します。
92m×2′30″/200000″=92×150/200000=0.069m
=69mm
となります。
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