測量士補の過去問
平成28年度(2016年)
問19
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
測量士補試験 平成28年度(2016年) 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
図19のように、航空カメラを用いて、1,800mの高度から撮影した鉛直空中写真に、鉛直に立っている直線状の高塔が長さ9.5mmで写っていた。この高塔の先端は、主点Pから7.6cm離れた位置に写っていた。この高塔の立っている地表面の標高を0mとした場合、高塔の高さは幾らか。最も近いものを次の中から選べ。
- 53 m
- 136 m
- 178 m
- 225 m
- 271 m
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (4件)
01
高塔の高さ=(高塔の写真上の高さ*写真の鉛直点)/撮影高度 で求められます。
本問の数値を入れると、
高塔の高さ=(9.5mm/7.6cm)*1800m
= (0.95cm/7.6cm)*180000cm
= 22500cm = 225m
以上のことから、選択肢の4が答えとなります。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
02
比例の式で解きます
撮影高度:高塔の高さ(H) = P点までの距離(長さ) : 高塔の長さ
こちらに問題文の数値を代入すると
1,800m:H(m) = 76mm : 9.5mm (単位は合わせる)
76H = 17,100
H =17,100/76
H =225.0m
よって問の答えは 4 となります。
参考になった数5
この解説の修正を提案する
03
解説
空中写真は中心投影であるため、写真主点を中心に構造物などが放射状に傾いて写ります。
ズレの長さと写真主点からの長さを基に、対象物の高さを求める問題です。
( 9.5 mm / 7.6 cm ) × 1,800 m = 0.0095 × 1,800 / 0.076 = 225 m
※単位換算に注意!
したがって、高塔の高さは 4 の 225m となります。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
04
計算問題です。
航空カメラで撮影された空中写真は、レンズの中心に光束が集まる中心投影なので、レンズの中心から対象物までの距離の違いにより、写真上の像に位置ズレが生じます。
高塔の高さをhとすると、
相似の関係から、
撮影高度:高塔の高さ=P点までの距離:写真上の高塔が長さ
が成り立ちます。
1800m:h=76mm:9.5mm
より
h=1800m×0.0095m/0.076m
=225.0m
となります。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問18)へ
平成28年度(2016年)問題一覧
次の問題(問20)へ