測量士補の過去問
平成29年度(2017年)
問5
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問題
測量士補試験 平成29年度(2017年) 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
次のa~fは、基準点測量で行う主な作業工程である。標準的な作業の順序として、最も適当なものはどれか。次の中から選べ。
a. 踏査・選点
b. 成果等の整理
c. 観測
d. 計画・準備
e. 測量標の設置
f. 平均計算
a. 踏査・選点
b. 成果等の整理
c. 観測
d. 計画・準備
e. 測量標の設置
f. 平均計算
- d → a → e → c → f → b
- d → e → a → f → c → b
- d → e → c → a → f → b
- d → a → f → e → c → b
- d → a → e → f → c → b
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この過去問の解説 (3件)
01
解説
標準的な基準点測量の工程別作業区分及び作業順序は、作業規定の準則第24条から第46条において次のように定められています。
(1)作業計画・準備
新点の概略的位置を決定し、平均計画図を作成します。
(2)踏査・選点
現地において既知点の状況を調査し、選点図及び平均図を作成します。
(3)測量標の設置
新設点の位置に永久標識を設置し、測量標設置位置通知書を作成します。
(4)観測
平均図に基づき、TSやGNSS測量機等を用いて、測量します。
(5)計算
新点の水平位置及び標高を求めるために計算をし、成果表等を作成します。
(6)品質評価
測量成果について、製品仕様書が規定するデータ品質を満足しているかどうかを評価します。
(7)成果等の整理
測量成果の整理を行います。
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02
基準点測量で行う主な作業工程に関する問題です。
基準点測量で行う主な作業工程は次のような順番です(作業規程の準則第24条)
作業計画 → 選点 → 測量標の設置 → 機器の点検 → 観測 → 計算 → 品質評価 → 成果等の整理
したがって次の順序が正解です。
d:計画・準備 → a:踏査・選点 → e:測量標の設置 → c:観測 → f:平均計算 → b:成果等の整理
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03
作業工程の準則第24条より
工程別作業区分
一 作業計画
二 選点
三 測量標の設置
四 観測
五 計算
六 品質評価(問題文に無)
七 成果等の整理
となります。
問題文に当てはめると
d → a → e → c → f → b
となり
問の答えは 1 となります。
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