測量士補の過去問
令和元年度(2019年)
問25
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問題
測量士補試験 令和元年度(2019年) 問25 (訂正依頼・報告はこちら)
道路工事のため、ある路線の横断測量を行った。図25-1は得られた横断面図のうち、隣接するNo.5~No.7の横断面図であり、その断面における切土部の断面積(C.A)及び盛土部の断面積(B.A)を示したものである。中心杭間の距離を20mとすると、No.5~No.7の区間における盛土量と切土量の差は幾らか。式25に示した平均断面法により求め、最も近いものを次の中から選べ。
ただし、図25-2は、式25に示したS1、S2(両端の断面積)及びL(両端断面間の距離)を模式的に示したものである。
なお、関数の値が必要な場合は、巻末の関数表を使用すること。
<関数表>
ただし、図25-2は、式25に示したS1、S2(両端の断面積)及びL(両端断面間の距離)を模式的に示したものである。
なお、関数の値が必要な場合は、巻末の関数表を使用すること。
<関数表>
- 105m3
- 116m3
- 170m3
- 178m3
- 270m3
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この過去問の解説 (3件)
01
解説
まずは、各点間の切土量を求めます。
No.5~No.6間の切土量(C.A)
5.8㎥ + 6.0㎥/2*20m = 11.8㎥*10m = 118㎥
No.6~No.7間の切土量(C.A)
6.0㎥ + 7.6㎥/2*20m = 13.6㎥*10m = 136㎥
切土量の合計(C.A)
118㎥ + 136㎥ = 254㎥
次に、各点間の盛土量を求めます。
No.5~No.6間の盛土量(B.A)
7.9㎥ + 9.3㎥/2*20m = 17.2㎥*10m = 172㎥
No.6~No.7間の盛土量(B.A)
9.3㎥ + 10.5㎥/2*20m = 19.8㎥*10m = 198㎥
盛土量の合計(B.A)
172㎥ + 198㎥ = 370㎥
盛土量と切土量の差を求めます。
370㎥ - 254㎥ = 116㎥ となります。
以上から、選択肢の2が答えとなります。
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02
解答:2
切土量を計算します。
NO.5~NO.6:((5.8+6.0)/2)×20=118㎥
NO.6~NO.7:((6.0+7.6)/2)×20=136㎥
盛土量を計算します。
NO.5~NO.6:((7.9+9.3)/2)×20=172㎥
NO.6~NO.7:((9.3+10.5)/2)×20=198㎥
盛土量と切土量の差を計算します。
(172+198)-(118+136)=116㎥
よって、最も近い2が答えとなります。
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03
平均断面法による土量計算の問題です。問題文で平均断面法の公式が与えられているため、代入して問題を解きます。
まず、№5と№6の間(①とします。)の盛土量と切土量を計算します。
問題文で与えられている公式に、問題図に記載されているデータを代入していきます。
①の切土量は、(5.8㎡+6.0㎡)/2×20m=118.00㎡
①の盛土量は、(7.9㎡+9.3㎡)/2×20m=172.00㎡
次に、№6と№7の間(②とします。)の盛土量と切土量を計算します。
②の切土量は、(6.0㎡+7.6㎡)/2×20m=136.00㎡
②の盛土量は、(9.3㎡+10.5㎡)/2×20m=198.00㎡
次に、①の盛土量と②の盛土量を和と(③とします。)、①の切土量と②の切土量を和を(④とします。)を計算します。
③ 172.00㎡+198.00㎡=370.00㎡
④ 118.00㎡+136.00㎡=254.00㎡
最後に、③から④を差し引き、答えを求めます。
③(370.00㎡)-④(254.00㎡)=116.00㎡
この問題は、設問に公式が与えられていますので、その公式にデータを代入していくことで解くことができます。公式を暗記する必要がないので、平易な問題であるといえます。
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