測量士補の過去問
令和3年度（2021年）
問20
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する（ここをクリック）」 をご利用ください。
問題
測量士補試験 令和3年度（2021年） 問20 （訂正依頼・報告はこちら）
次の文は、無人航空機（以下「UAV」という。）を用いた測量について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。
- UAVの使用にあたっては、UAVの運航に関わる法律、条例、規制などを遵守し、UAVを安全に運航することが求められる。
- UAVによる撮影は事前に計画をたて、現場での状況に応じて見直しが生じることを考慮しておく。
- 空港周辺以外であれば、自由にUAVを用いた測量を行うことができる。
- 成果品の種類や、その必要精度などに応じて、適切に作業を実施することが求められる。
- 一般に、UAVは有人航空機と比べ低空で飛行ができることから、局所の詳細なデータ取得に適している。
正解！素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 （3件）
01
1.〇
公共測量におけるUAVの使用に関する安全基準(案)より、
航空法その他の UAVの運航に関わる法律、条例、規制などについても、それらの理念を十分に理 解し、遵守し、UAVを安全に運航するよう努めることが必要です。とあります。正しいです。
2.〇
撮影計画においては、事前に現地の様子を把握しておくと共に、当日の天候、風向、風量、明るさなどに応じて計画変更が生じることを考慮しておく必要があります。正しいです。
3.×
許可が必要となる地域は、空港周辺以外にも、地表(水面)から150m以上の高さの空域、人口密集地区の上空、夜間飛行などがあります。空港周辺以外は自由に、という記載は間違いです。
4.〇
納める成果品によって求められる精度が違います。ルールや手順などを確認しておくことが必要となります。
5.〇
小型、軽量、操作性などの特性から、局所的な撮影はUAVの得意な部分です。
よって問の答えは 3 となります。
※この問題は知識が無くても文章を読めば他に比べて正解しやすい問題なので、取りこぼしが無いようにしましょう。
参考になった数6
この解説の修正を提案する
02
無人航空機を用いた測量についての問題です。
〇
説明文は正しいです。
UAVの使用にあたっては、UAVの運航に関わる法律、
条例、規制などを遵守し、UAVを安全に運航する必要があります。
〇
説明文は正しいです。
UAVによる撮影は事前に計画を立てておく必要があります。
現場の状況に合わせて見直しが発生することもありますので、
事前に計画を立てて考えるようにします。
✕
説明文は間違いです。
空港周辺以外でも、人口が集中している地区や
地表から150m以上の高さの空域で飛行するのは禁止されています。
よって【空港周辺以外であれば、自由にUAVを用いた測量を行うことができる】
というのは誤りになります。
〇
説明文は正しいです。
成果品の種類や、その必要精度などに応じて
適切に作業する必要があります。
〇
説明文は正しいです。
UAVの特徴として有人航空機と比べて低い空域を飛行がすることができます。
よって、局所の詳細なデータ取得に適しています。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
03
無人航空機に関する問題です。
×
許可が必要になるのは空港周辺、地表または水面から150m以上の空域、人口集中地区の上空などがあります。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題（問19）へ
令和3年度（2021年）問題一覧
次の問題（問21）へ