測量士補の過去問
令和4年度(2022年)
問2
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
測量士補試験 令和4年度(2022年) 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
次のa~eの文は、公共測量に従事する技術者が留意しなければならないことについて述べたものである。明らかに間違っているものだけの組合せはどれか。次の中から選べ。
a 水準測量作業中に、標尺が駐車中の自動車に接触しドアミラーを破損してしまった。警察に連絡するとともに、直ちに測量計画機関へも事故について報告した。
b 局地的な大雨による災害や事故が増えていることから、現地作業に当たっては、気象情報に注意するとともに、作業地域のハザードマップを携行した。
c 測量計画機関が発行した身分を示す証明書は大切なものであるから、私有の土地に立ち入る作業において、証明書の原本ではなく証明書のカラーコピーを携帯した。
d 基準点測量を実施する際、所有者に伐採の許可を得てから観測の支障となる樹木を伐採した。
e 測量計画機関から貸与された測量成果などのデータをコピーしたUSBメモリを紛失したが、会社にバックアップがあり作業には影響が無かったため、測量計画機関にはUSBメモリを紛失したことを報告しなかった。
a 水準測量作業中に、標尺が駐車中の自動車に接触しドアミラーを破損してしまった。警察に連絡するとともに、直ちに測量計画機関へも事故について報告した。
b 局地的な大雨による災害や事故が増えていることから、現地作業に当たっては、気象情報に注意するとともに、作業地域のハザードマップを携行した。
c 測量計画機関が発行した身分を示す証明書は大切なものであるから、私有の土地に立ち入る作業において、証明書の原本ではなく証明書のカラーコピーを携帯した。
d 基準点測量を実施する際、所有者に伐採の許可を得てから観測の支障となる樹木を伐採した。
e 測量計画機関から貸与された測量成果などのデータをコピーしたUSBメモリを紛失したが、会社にバックアップがあり作業には影響が無かったため、測量計画機関にはUSBメモリを紛失したことを報告しなかった。
- a, c
- a, d
- b, d
- b, e
- c, e
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
公共測量に従事する技術者が留意しなければならないことについての問題です。
a.〇
説明文は正しいです。
測量作業中事故が発生した場合、事故の大小に限らず警察に連絡するとともに、
測量計画機関への報告が必要です。
b.〇
説明文は正しいです。
局地的な大雨による災害や事故が増えていることから、現地作業に当たっては、
気象情報に注意するとともに、作業地域のハザードマップを携行することで、
作業を安全に実施することができます。
c.✕
説明文は間違いです。
土地に立ち入る時、測量計画機関が発行した身分を示す証明書を携帯し、
関係人の請求があった時はこれを提示する必要があります。
よって、【証明書の原本ではなく証明書のカラーコピーを携帯した】
というのは誤りです。
d.〇
説明文は正しいです。
基準点測量を実施する際、樹木の伐採が必要な場合は、
所有者に伐採の許可を得てから観測の支障となる樹木を伐採します。
e.〇
説明文は間違いです。
測量計画機関から貸与された測量成果などのデータを紛失した場合は、
速やかに測量計画機関へ報告し、対策する必要があります。
よって、【USBメモリを紛失したことを報告しなかった】
というのは誤りです。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
02
公共測量の作業に関する問題になります。
c、コピーされたものは信用性が疑われるため証明書の原本を携帯するべきです。
e、貸与されたデータ等を紛失した場合は測量計画機関へ報告するべきです。
公共測量の作業に関する問題です。作業をする上での基本的なことではありますが、過去問を確認し解答できるようにしておきましょう。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
03
公共測量に関する問題です。
c:×
証明書は原本を携帯します。
【証明書のカラーコピーを携帯した】の部分が誤りです。
e:×
作業影響は関係なく、測量計画機関にはUSBメモリを紛失したことを報告する必要があります。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問1)へ
令和4年度(2022年)問題一覧
次の問題(問3)へ